こんにちは。
今日は僕のクライアント様にとってはあんまり意味のある投稿じゃありません。
まぁ、いつもそうか。
最近ブログを通じて色々と発信をしていますが、それに伴ってSNSとかでも色んなコメントなどをいただくようになりました。
で、そういったWEB上における議論とかについての話。
WEBでは議論がほとんど成立しなかった
そもそもの話、以前書いた記事で、いわゆる炎上主みたいな人達も、単に不毛な戦いをやっているだけではなくて、議論を巻き起こすことで民度を上げるのに貢献しているんじゃないか?という疑問を持ったのがきっかけです。
誰かが思ってることをつぶやいたり書いたりする
⇒それを見て、みんなが「こーでしょ」とか「いや、こーでしょ」みたいな話題で盛り上がる
⇒結果として、新しい視点とか考え方とかが醸成されていって、民度が上がる
みたいな話ですね。
で、僕もそれ以来色々とtwitterとかfacebookで人と関わるようにしてみて、その結果思ったことが、
WEBでは2つの理由で建設的な議論は難しい(効率が悪い)
という話でした。
議論が成立する2つの前提
まず、そもそも建設的な議論が成立する前提として
「双方に悪意や敵意が存在しないこと」
「双方に建設的な着地点に向かう合意があること」
という2点が絶対に必要だと思っています。
「双方に」ってのが大切なポイントですよ。自分だけあってもしょうがないんです。
で、対面で話してるとこういった前提はある程度なんとなくでも作れますよね。
目線や態度、その他の雰囲気で「敵意がないこと」「建設的な着地点を目指していること」はお互いに理解し合えるわけです。
でも、WEBだとそれがすごく難しいですね。正直。
色んなご意見やご指摘をいただく中で、どの意見が上記の2つを満たしているのかってのは全然判断できません。
で、こういった判断ができていない状況で議論に持っていこうとしても、もうそれは無理。絶対無理ですわ。
コミュニケーションに詳しい友人からも、「WEBでは相手の気持ちを少しでも害したり、癪に障ったりしてしまうともうその時点でアウト」というアドバイスをいただきましたが、その通りなんですよ。
こいつは癪にさわるから「こらしめてやろう」みたいな状態に相手をしてしまったら、もうその時点で完全に議論は不可。
どう頑張っても敵意は存在してしまうし、その人のゴールは自分を「叩きのめして懲らしめる」ことになっちゃいますからね。
例えば、twitterとかで炎上しまくっている「アイスケースに入っちゃった若者たち」の話でも、
彼らをバッシングして「社会的制裁を加えてやりたい」というスタンスをとっている人には、何を言ってももう無駄ですよね。
とにかく、制裁したいんだから。
でも、その若者も自分なりに何か伝えたいことがあったのかもしれない。
それは、議論のうえにしか見えてこない。でも、もう話し合いにすらなりません。
WEBではこういった議論の前提条件を満たせないまま、表面上の言った言わないとかの水掛け論になりやすいです。
それはつまり、ノンバーバルと呼ばれる言葉以外が担っている役割がコミュニケーションの要素として大きいからです。
WEB上の「言葉だけ」の世界ではこういった議論の前提を作ることが非常に難しいため、お互いの真意を分かり合うための説明にめちゃくちゃ時間がかかる割に、結果としては何も生み出せないという子供の喧嘩になりがち。
たぶん、対面で会ったらほんとは仲良くなれるかもしれない。
でもWEBだと水掛け論になって炎上する。
人間は根本では「分かり合いたい」という欲求を誰しもが持っているため、こういった水掛け論⇒炎上を繰り返していたら確実に心が疲れてきます。
で。
じゃあWEBで発言しないほうがいいのか、主張を丸めて発言を穏やかにすればいいのか。
そうじゃないでしょと。
自由に発言できない世界なんて面白くないですからね
もちろん、相手の気持ちを害さないように、、、とかに気を配って発言をすることは必要ではあるんですけれど。
やっぱり自分の思ったとおりに発言できないなんてつまらないじゃないですか。
僕はそう思うんです。
空気を読んで、みんな同じような当たり障りのないことばっかり言う世界なんて、面白いですかね?
誰が読んでも納得して、いいこと言ってるなぁ!なんて記事を書いてて、本当に人類は進化できますかね?
格言や名言ってのは、過去の復習なんですよ。
誰が聞いても「いいね!」な話は、人類の進化にとっては「どうでもいいね!」なことなんです。
もう、誰でも分かってる話なんですから。ただの復習なんですよ。
でも前に進もうと思ったらそれだけじゃダメで、やっぱり新しいこと、今と違うこと、一部の人から「Dislike!!」をもらうようなことに挑戦していく必要があると僕は思います。
だから、思ったことはそのまんま書く。発言する。主張する。
そうやって色んな意見がもっと自由に飛び交うようになって欲しいわけです。
WEBのコミュニケーションで気をつけること2点
というわけで、自由に発言しながらも、建設的な議論も活発化するために気をつけることを2点。
①名指しとか特定を絶対にしない
まず、やっぱり絶対に名指しとか特定をするのは避けるべきだろうと思います。
自分は議論しようとしていても、WEBってのは相手の気分を害した時点でアウトだから。
よく、イケダハヤトさんとかまぁ他のWEBで炎上してる人達も、twitterのアカウントとかブログの運営主とかを名指しで批判してるでしょ。あと、スクショしたりとか。
あーゆーのは、相手を議論から引きずりおろしちゃうし、自分は正しく議論したいつもりでも前提を奪っちゃうからダメだなと。
水掛け論になった結果、双方に理解し合えなかったという「残尿感」を残すだけです。それでは、時間の無駄。心も痩せていっちゃうから。
それだけは徹底的に避ける。絶対にやらないと決めるのが大切かなーなんて。
とか言いながら、イケダハヤトさんを名指しでしつこく絡むのは、僕が彼を好きだからですよ。笑
昔から好きな人には絡んじゃいます。
彼のファンの人、すいませんね。悪意はありません。
②議論は然るべき場所で行う
で、それでも人の気分を害したり、意図せずして傷つけたりすることはあるかもしれない。
ただ、こっちが気をつけて名指しを避けてる以上、それはもう相手の被害妄想なんですよね。
その上でこちらに絡んできた人ってのは、やっぱり
「徹底してスルー」
が一番いいなと思います。
で、どうしても相手が議論をしたいということであれば、それは別の「然るべき場所」でやる。
その然るべき場所ってのは、
「お互いに悪意や敵意がないこと」
「お互いに建設的な着地点に向かう合意があること」
を満たせる場所ってことです。
この2点が満たせるなら、WEB上だろうと対面だろうと構わないんじゃないかと思います。
が、こういった前提を作れないままfacebookとかtwitterのアカウント上で議論に持ち込もうとしないことが大切。
コミュニケーションは双方の合意が必要ですからね。
自分だけ「議論したいんだ」なんて言ってても、そういった土壌を作っていなければ実現できませんから。
相手が社会的制裁者のスタンスになってしまっていては、議論もクソもないです。最後はどっちかが謝るか、喧嘩別れするしかなくなるから。
実際に上記の「議論をしたい風に見せかけて私をボコボコにしたかっただけの人にボコボコにされた事案」がこちらです▼
頭のいい人にツイッターでボコボコにされて最後に自分はクズだと言わされた話
まぁ本当は徹底してスルーしなきゃいけなかったんですが、暇だったんでネタになると思って絡んだらコレですww
楽しんでくださいw
まとめ:それでも民度は上がる
今後も、色々と意見は主張していきたいなと僕は思っているんですが、
やっぱり上記のことを考えてWEB上での軽はずみな議論は徹底して避けることにしました。
今後は全部スルーして、気になった時だけ笑顔と皮肉で返そうと思います。
WEBでのしょうもなーい事件やクソリプに、笑顔と皮肉で返した事例がこれです↓
【怒られた】生半可な覚悟でブロガーに突っかかった結果がコレやで
こんな感じで、もう徹底して皮肉で返すことにしました。
自分自身は不毛な議論を起こそうとは思いませんが、こういった自分の記事や発言に関して、違うどこかで「これは違う」とか、「これは確かに共感できる」とかの議論が巻き起こっていけばそれでいいかなと思います。
結局前提を作れない以上、SNSなどでは「同じ思考の人が集まって共感しあう」ことしかできないかもしれません。
それでも、自分が共感できることやできないことをはっきり自覚することは大切だなと思うので。
その上で、時間をかけて「議論の前提を作れるプラットフォーム」がこれからWEB上でも整備されていけば、じわじわと民度が上がっていくのでは?なーんて。
考える必要もないし、一円も生み出さないことに時間を使ってしまう自分でした。
でも、そんな自分も好きです。
では、今日はこれまで!