こんにちは
がくちょうです。
主題について端的に言いますが、世界が大変な危機に陥っている中で「ソーシャルディスタンス(社会的距離)」という言葉が広がっています。
ただ、私はこういった危機にこそ「ソーシャルコネクト(社会的つながり」が重要だと考えています。
ソーシャルディスタンスという言葉は、「家にこもって、誰とも関わるな」という風に日本人は捉えてしまいそうで、あまり良い言葉ではありません。
必要なのは「身体的距離」であり、これから長引くウイルスとの戦線において私たちは
フィジカルディスタンス・ソーシャルコネクト(身体的距離を離しながら、どうやって社会的つながりを強めるか)
をどうやって実践するべきか?を試されているのだと思います。
共感いただけた方は、ぜひこの記事をシェアいただき、みんなの周りでもフィジカルディスタンス・ソーシャルコネクトの考え方を広め、実践していってください。
ちなみに、私はオンラインのコミュニティを6年以上前から展開してきていて、オンライン飲み会、オンラインボードゲーム会、オンライン麻雀などの娯楽だけでなく、オンラインビジネス交流会、オンライン筋トレ、オンラインランニングゼミ、オンラインLP作成ゼミなど、数えきれないくらいのジャンルで「全世界中の人たちと、身体的な距離は離れながらも、一緒に勉強したり、遊んだり、成長したりして絆を深め合ってきた」という経緯があります。
そのノウハウのおかげで、世界的な危機ですが、むしろこの2週間くらいはソーシャルコネクトが強まっているように感じているくらいです。
私の周りにはそういう人達がたくさん既にいて、つい先日も新しいオンラインツールを試そうぜ!と言い出した友人が旗振りをしてくれて、何十名もがその日に集まってオンラインで交流会をしました。
参加者の方々がレポを書いてくれているので、興味ある人は読んでください▼
こうやって素早く社会に適応していく人たちを尊敬します。
私からの具体的な提案は2つ。
1つは、危機的な状況だからこそ、一人で考えこまず、一人で不安にならず、オンラインでたくさんの人とつながってください。大事なのは「実際に話す」ことです。現在、テキストコミュニケーションがオンラインでは中心になっていますが、私は6年の研究で「テキストコミュニケーションは人間の絆を深めるためには全く機能しない」という実験結果を持っています。「非同期的」な「バーバルコミュニケーション」は、人間にとっては非常に不完全です。
できるだけ、ZOOMなどのツールを用いて時間を共有しつつ、顔を見て話し合う機会を増やしてください。それだけで、不安は大部分払拭されていきます。
もう1つは、起業家や事業主に向けて。
今、世界が大きく変わらざるをえない状況です。しかし、そういう時は「社会の変動に人間が適応できなくなって、その隙間を埋める何かが必要」になります。
社会は変わっていきますが、人間はほとんど変化しません。
変わらない人間と、変わっていく社会の隙間をプロダクトで埋めるのが我々起業家の仕事です。
大きい、小さいは関係ありません。むしろ、今回のような隕石が降ってきたようなレベルの急展開では、恐竜は絶滅してしまいますが、小さな哺乳類が変化に対応して生き残っていくタイミングです。
個人事業主や零細企業である我々が、このタイミングで大切にするべきことは「社会がどんな風に変化した結果、人々にどんな新たな痛みや願望が生まれているのか?」を先端でキャッチし、その問題を解決するためのサービスを打ち出すことです。
人との身体的接触は避けるべきです。
しかし、それは同時に「誰とも関わってはいけない」という意味ではありません。
身体的距離を置いたまま、どうやって社会の動きを察知し、人の本当の痛みや願望をキャッチしていくか?
経済が止まるかどうかは、私たちの動きにかかっています。
こんな情勢だからこそ、お金の使い道を増やし、フィジカルディスタンス・ソーシャルコネクトという新しい生き方の選択肢を人間社会に構築していきましょう。
みなさんと、そして私自身の、主体的な考え方や動き方で人類は前進できます。
一緒に頑張ってください。
乗り越えましょう。