おはようございます。
がくちょうです。
仕事が続かないタイプの人っていますよね。
私の周りにも、会うたびに職場が変わっているという人が何人かいます。
飽きっぽくてすぐに別の仕事がやりたくなってしまう、今の職場のデメリットばかり見えて隣の芝が青く見えてしまう、、、など、理由は様々だと思いますが、どうしても一つの仕事を続けずに転々としていると、
●一つのことを続けられない自分はダメ人間なんじゃないか?
●このままだとスキルや経験が貯まらずに雇ってもらえなくなるんじゃないか?
などの不安が湧いてきます。
ちなみに、私もまさに「仕事が続かない」タイプで、学生時代は全部で17種類もアルバイトをやりましたし、就職してからも会社を変えたのが1回、社内でも全部で5回も部署移動して仕事内容をどんどん変えました。(望んだのと、そうじゃないのがありますが、、、)
さらに、独立してからほぼ1年単位で別の仕事を自分で作っていって、3年で3社作りました。
別に、仕事が続かなくても全然キャリアに悪い影響はありません。私はこんなむちゃくちゃな生き方ですが、収入はずっと伸びていますし、どんどん楽しい仕事ばかりできるようになっています。
そういう経験から、むしろ私は「仕事が続かないのはすごく良いこと」だと考えています。
というわけで今日は、仕事が続かないタイプで不安になっているあなたに、
●仕事を続けられないことは別に悪いことじゃない!
●仕事が続かない人は、むしろこんな才能がある!
●仕事を転々としていても、キャリアアップや収入アップを実現する方法
などについてお伝えします。
続けるのが偉いみたいな風潮は無視しよう
そもそも、日本にはなぜか「一つのことを続けるのが偉いことだ」みたいな風潮があるような気がしませんか?
例えば、小さいときに色んな習い事に手を出して、すぐに辞めてしまったりすると、「あなたは続けられない悪い子だ」みたいに言われたり。
仕事も一緒で、「つらいことでも我慢して続けるのが偉いことだ」みたいな謎の強迫観念がありますよね。
まず、そこに疑問を持ちましょう。
本当でしょうか?
本当に、「やりたくもない、つらい、やめたいと思っているようなことをひたすら無心に続けること」に意味がありますか?
いや、無いでしょう。
合理性がゼロでしょう。
やめたいならやめたほうが良いでしょう。
やりたいことだけやったほうが良いでしょう。
確かに、何かをやり続けると一定のスキルは身に付きますよ。
でも、例えばAさんがサッカーを全然好きじゃなくて、楽しくもなくて、やりたくもないのに5年続けているとします。確かにそれでもある程度はうまくなります。
しかし、あとから入ってきたBさんがサッカーにすごくハマって、心から好きで、楽しくてたまらない!という感じで取り組んだら、おそらくAさんは1年くらいで抜かれると思います。
嫌々で身に着けたスキルなんて、そんなレベルです。
好きでたまらない、楽しくてやっている、という奴には誰も勝てません。
「好き」は人間を成長させる最大の原動力であり、それ以外のことに時間やエネルギーを使うのは非効率です。
あなたが、これまでの仕事を「好きになれない」と感じているのであれば、そんなものにエネルギーを使うよりは、好きなものに使ったほうが100倍成長できるし、結果としてよい人生になります。
仕事が続かない人は素晴らしい才能を持っている
私は、仕事が続かないタイプの人は、素晴らしい才能を持っていると思っています。
その才能とは、
「正直に行動する才能」
です。
先ほどお伝えしたように、人間が圧倒的スピードで成長するには「好き」が最大の原動力になります。
好きなことさえ見つければ、嫌々続けてきた人間なんて一瞬で抜き去ることができます。だから、あなたが30代だろうが40代だろうが問題ありません。
「好きなこと」さえ見つければ、他人が20年かけて身に着けたスキルを、2年で追い抜くことができるからです。
そして、その「好きなことを見つける」ためには、「正直に行動する才能」が必要なのです。
残念ながら今の日本は、我慢が美徳、つらいことを続けるのが偉いみたいな風潮がいまだに存在します。
結果として、自分に向いていないことや、自分が好きでもないことを我慢して何年も何十年も続けてしまう人が多い。
そういう人は、どんどん「自分の本当の感性」に気づかなくなっていってしまうのです。
しかし、仕事が続かないと悩んでいる人は、逆に言うと「違うなぁ」「楽しくないなぁ」と感じると、そのまま行動してしまうタイプの人でもあります。
つまり、自分の感性に正直に生きている人なのです。
これは、一種の才能です。そして、最終的に素晴らしい人生を手に入れるためには、とても重要な才能なのです。
もし、あなたに「一つのことを続けないとダメだよ」と言ってきた人間がいるなら、そいつがどんな生活を送っているか?をよく見てみてください。
おそらく、あなたが「こんな風に生きたい」と思えるような人生ではないはずです。
なら、そいつの話を聞く必要はありません。
大丈夫。自分の心に正直に生きていれば、必ずよい方向に向かっていけます。
仕事のスキルは仕事以外の場所で磨かれる
私はキャリアのアドバイスもたくさん実施してきましたし、自分自身も経営者なので人を採用したりすることがよくあります。
その視点からお伝えしますが、
仕事のスキルというのは仕事だけで磨かれるものではない
と考えてください。
ビジネスの現場はどんどん流動化してきており、スピードが早くなってきています。
そういう環境では、例えば「今日は必要だったスキルが、明日には必要なくなった」などということが起こり得るのです。
「ある特定のスキルを持っている」ことは、確かに有利ではあります。
しかし、それによって雇用する際の給料が高くなってしまうくらいなら、「成長スピードが速い」人を安く採用して、特定のスキルを身に着けてもらったほうが、企業としてはリスクが少ないのです。
なぜなら、高いコストを払って採用した「特定のスキル」が、3か月後とかに環境の変化でいらなくなってしまうことが起こり得るからです。
以前も書きましたが、仕事の根本的能力とは「問題を自分で見つける能力」です。
医者でいうなら、重要なのは「診断」する能力であり、的確に病状を把握できれば「処方箋を出す」のはそんなに難しい作業ではありません。
「問題を自分で見つける能力」を磨いていることが伝われば、あなたは確実に採用されます。
そしてそのスキルは、仕事をやっているから身につくものではないのです。
むしろ、仕事以外であなたが「自分から好きで追及している何か」で身に付きます。
「問題解決する能力」なら人から与えられた仕事でも身に付きますが、「問題を自分で見つけていく能力」は、主体的に動いているときにしか身につかないからです。
仕事以外の何かにハマって好きになろう!とことん追及しよう!
ですから、仕事が続かないあなたが何かしら行動を起こすのだとしたら、
仕事が続かない原因を考える
仕事が続く人間になれるように努力する
などではありません。
仕事以外の何かにハマって、好きになって、とことん追及することなのです。
あなたが焦るべきなのは、「つまらない仕事に我慢できない人間だから」ではなく、「思いっきり追及したくなる仕事以外の何かを持っていないから」です。
ということで、最後に「どうやって好きなものを見つけるのか?」について、3つのヒントをお伝えします。
仕事が続かない人が好きなものを見つけるための方法1:我慢をしないで正直に生きる
とにかく、最も重要なのは「心の声に正直に生きる」ことです。
やりたくないことはやりたくない。
つまらないものはつまらない。
めんどくさいことはめんどくさい。
できたら、口に出してしまうようにしましょう。
その代わり、ネガティブなことだけではなく、ポジティブなことも口に出していくのがコツです。
おもしろいときは、「おもしろい!」
好きなものは、「好き!」
楽しいときは、「楽しい!」
そうやって、自分が心で感じたことを正直に口に出すようにしていくと、自分の本当の感性に気づくことができますし、周りもあなたのことを理解してくれるようになります。
仕事が続かない人が好きなものを見つけるための方法2:とにかくいろいろとやってみる
人間は、やったことがないことを正しく評価できません。
この記事「やりたいことが分からない!という人が素晴らしい仕事を獲得するまでの話」でも書きましたが、
例えば、人生で初めて外国語を勉強しようと思ったときに、
「どの言語が自分に一番向いているかなぁ・・・・」なんてずーーーっと悩みますか?
例えば、中学校に入って初めて部活に入ろうと思ったときに、
「どの部活が一番自分に最適なんだろう・・・・・」なんて教室で一人で考え込まないですよね。
その分野での経験がない人間は、脳みそに何にも判断基準が入っていないので、判断すらできないのです。
ということです。
ですから、人になんと言われようが、いろいろやってみるしかありません。
仕事を選ぶなら、あまり手数は出せませんが、仕事以外で好きなものやハマれるものを見つけるのであれば、ガンガン試してみることができますよね?
私の部屋には、スケボー、釣り道具、サーフボード、ゴルフバッグ、ダンベル、フィギュア、漫画、ギターなど、私の広範囲かつ薄い趣味の残骸が死ぬほどあります。
いろいろやってみて、人生の幅を広げていく中で、自然と続いているものを続けるのがおすすめです。
仕事が続かない人が好きなものを見つけるための方法3:何かしら発信してみよう!
最後に、発信してみることです。
先ほどお伝えした「口に出す」のも同じ効果ですが、心の中で思っているだけと、何らかの形でアウトプットするのでは、全然違うものです。
アウトプットして初めて、自分を客観的に見ることができるようになり、人からの理解も深まっていきます。
そういう意味では、口に出すのもよいですが、文章などでアウトプットするのはもっと効果的です。
最初は日記をつけるとかもよいでしょう。
慣れてきたら、ブログにひっそり書くとか。
それも慣れてきたら、ソーシャルメディアに書き込みをしてみるとか。
自分で続けられる範囲でよいと思います。とにかく、思っていること、やっていることをアウトプットしていきましょう。
アウトプットを続けると、自分の方向性が自然と定まってきて、好きなものにどんどん近づいていけるようになります。
それに、そのアウトプットを見た人から声がかかったりすることで、向こうから好きなものが近づいてくることも増えていきます。
私はずーーーっと一貫して「ブログをやったほうが良い」とお伝えしていますが、それは上記の理由があるからです。
もちろん、仕事に活かしたり、注文を取ったり、ブログはビジネスにも役立ちますよ。
でも、好きなことにハマって追いかけている毎日が過ごせたら、それより幸せな人生はないのです。
例えそれが、どんなに小さいことや、他人には理解できないことでも。
それに、この記事「副業の在宅おすすめはこれ!月に25万円の収入を増やした8つのステップ」でもご紹介しましたが、一見すると価値がないように思えることでも、本人が心からハマって追及していってるものは、結果としてキャリアや収入につながるのです。
あなたも、ぜひ実践してみてください。
仕事が続かない人は、、、自分を肯定するところから!
とにかく、ネガティブに考えない。
人間は生きているだけで、何らかの役割があります。
足が遅いのではなく、ゆっくり周りを見て動ける人
ピーマンが食べられないのではなく、苦みに敏感で味を見極められる人
仕事が続かないのではなく、自分の心に正直に生きている人
自分を肯定するところから、人生の道は開けていきます。
きらいなことは、やらなくていいじゃないですか!
好きなこと、思いっきりやりましょうよ。
仕事が続かない自分をネガティブに捉えて、どうにかして続けようと努力して、つまらない仕事を苦笑いで乗り越えられるようになった人と、
仕事が続かないのは正直に生きているからだ!とポジティブに捉えて、自分が夢中になって取り組めるものを見つけることに努力して、結果として好きなものについてキラキラした目で語れるようになった人と、
どっちの人と仕事がしたいか?
どっちの人が良い人生になりそうか?
考えてみてください。
では、今日はここまで。
明日も、、、、精進しましょう!