おはようございます。
がくちょうです。
今回はオンラインの美容講座をゼロから立ち上げて、美容ビジネスを展開中の高木さん(内情をブチまけてもらったので匿名希望になりました)にインタビューを行いました。
インタビューでは
30万円以上するような「オンライン講座」を、どうやって作ったの?
高額商材をオンラインだけで売るために、どんな工夫をしたの?
などについて話しています。
在宅でビジネスをやって大きな売り上げを作りたい
講座ビジネスを販売する方法を知りたい
そんな人に役に立つと思います。
それでは本編をどうぞ!
スモールビジネスは高額商品が勝負
今は、美容に関するアドバイスみたいなのが主軸なんですよね?アドバイザーみたいな立ち位置で。
そうですね。
じゃあオンラインで美容に関するアドバイスをしてるわけだ。私なんかは、あんまり一人ひとりと向き合ってじっくり付き合う、みたいなのはできないタイプなんですけど。どんな感じでサービスを提供しているの?
私はどちらかというと一人ひとりに向き合っていくのが好きで、今も一人ずつの肌と向き合ってきれいになってもらう、そのためにアドバイスする、みたいなのはすごく楽しいんですよ。基本的にはオンラインをベースにして、女性に綺麗になっていただくアドバイスしたり、講座を開いたりというのがメインですね。
でも、一人ずつに向き合って美肌にしていくってのを続けてきて、ある程度の収益は上がるようになったんですけど、このままの状態をずっと続けても収入が伸びないんですよね。だから、ダイエットサポートの高額商品を作ったんです。ただ、これは正直売れるのかな、、、って半信半疑だったところもあったんですけど、しっかり売れたおかげでかなり売り上げが変わりました。
そっちもオンラインのアドバイス?
そうです。
いくらで?
ダイエットサポートは30万円以上しますね。だから、売れるのかどうかは(半信半疑だったんです)
確かにライザップでも40万とかだっけ?え?というか、ダイエットサポートってどうやってんの?インフォ(情報商材)ってこと?オンラインでやってんの?
オンラインというか、サイト上で受講してもらっている感じです。
おおー、それは結構ハードル高そうではあるよ。確かに。
だから、先生(※高木さんは、私のようなトリをなぜか「先生」と呼ぶ変わり者です)に教えていただいた商品開発の方法を何度も思い出して、悩みに悩んだんですよ。ライザップは場所があって、機材があって、専用のトレーナーがいて、、じゃないですか?でも、オンラインで、サイトでそれ以上に価値を感じてもらうためには、どんな価値があればいいんだろう??って考えに考えましたのよ。
なるほど、商品設計の原点ですね。痩せたいのに、ライザップに行かない人は、なんでなの?って感じか。「誰か」にとって、「買う理由」があれば、商品は売れるからね。商品設計の技術って、シンプルに言っちゃうと「買う理由を作る技術」だから。で、探り当てたわけだ。
そうですよ。先生もバックエンドは絶対頑張って作れっておっしゃってたので、高額商品をしっかり売れるようになれば楽になるって思ったので(頑張りました)。
どうやって販売したの?
販売は、LP(ランディングページ)とか作って普通に告知したの?
ローンチ形式というか、期待感を高めるようなやり方で販売したので。先生が言ってらした、「コピーライティングがうますぎると期待値が高まりすぎてLTVが下がるって」思い出して。カラフルっていうワードプレスのテーマを使って、それを別のサイトを立ち上げてインストールして、サイトを別で作ったんですよ。
なるほど。
私はずぼらなので4枚くらいのページを作って、そこで1枚目に導入、2枚目に私の過去の経験、みたいな感じでシナリオを作っていって。
それをリストに流したって感じですね?
そうですね。まぁ私でもできるレベルなので、そんなに手がかかってるわけじゃないんですけど。
オンラインのダイエットサポート講座を、ローンチ形式で販売して、売れてると。
ローンチとかって、「じらす」といいんですよね。
へーそうなんだ。俺はあんまりネットビジネス系の出身じゃないから、正直あんまりわかんないかな。インフォの売り方みたいなのは。
じらしたら、反響が良くなって。
いや、それはやっぱりリストが濃い(=信頼値や期待度の高いメルマガ読者を持っている)んじゃないかしら。薄いリストだと無いと思うよ。
でも、最初はダイエットのオンラインサポートに30万円以上も払うかなと思って怖かったですよ。それまでは、数万円の講座がメインだったので、さすがに、、、と自分でも思っていたんですが。(過去の美肌講座などで)高木先生なら絶対に効果があるから、もう「欲しい欲しい」という感じで予想以上に反響があって。
おーそれはすごい。
どうしてそんなに売れるんだろう?
私、過去の(美容アドバイスの)受講生の方々を、コミュニティ化していたんですね。講座の受講期間は本当は30日なんですけど、そこが過ぎてもコミュニティに入り続けてもらって、自分でケアに自信が持てるまではサポートしますよっていうスタンスでやっていたんです。
あー、はい。
そしたら、その中で受講生同士が口コミしてくれたり、他の人がきれいになったとかそういう情報を見るわけですよ。
なるほど、受講生同士でも、情報をシェアしたりできるようになってるわけだ。
そうなんです。それで、顔体操講座なんかは一番お安い講座で、17000円なんですけど、一人が良いっていうとみんな連鎖して連続で買っていくんですよね。
なるほど。女性は特にそういう動きがあるかもしれませんね。言い方悪いけど、コミュニティにうまく顧客を囲い込んで、その中で満足度とか信頼値が増幅していくような仕組みになってるわけだ。そこはすごい上手いよね。
意図してやったというよりは、偶然なんですけどね。
当時も「フロント商品」「バックエンド商品」の2つに分けて、徐々に信頼を獲得していくような事をアドバイスしたと思うんだけど、それで言うと「ブログ」「メルマガ」「フロントの安価な講座」の後に、「コミュニティ」を差し込むことで、自動的なCRM(顧客関係構築のための仕組み)になってる感じだね。だから、高額なオンライン講座でも売れると。
でも、期待値調整をミスってるとコミュニティって悪い噂が立ったりするリスクもあるから、そういう意味では自分らしい発信をしてるのと、やっぱり高木さんの美容理論が圧倒的に成果が出てるからってのが大きいんだろうね。
(おわり)