朝方のカフェが心のふるさとです。
おはようございます。
がくちょうです。
昨日あたりにfacebookとかtwitterでいっぱいシェアされてて、僕もそのことについてちょっと言及したらまたシェアとかリツイートされまくった話題がありました。
報道がアホなのは、読み手である我々がアホだからでしょう。報道は我々の民度の鏡なんですから。 http://t.co/zJOqQfannW
— 鳥井謙吾 (@funfanlifework) 2014, 1月 31
という話でして、
簡単に説明すると、
○STAP細胞を発見した科学者が報道されてますよね
○海外だと彼女の功績を称えるような報道がメインです
○でも日本は「割烹着だのムーミンだの」といった本来の価値とは別のところばっかり報道してます
○日本の報道はアホなんじゃないか
という話。
こういう話は、賛否両論を巻き起こしてますし、どっちも一理あるから正解なんて無いと思ってますが。
最近こーゆーの多いよね
最近、こーゆーの増えてきたと想いませんか。
直近で言うと、もう一つありましたね。
明日ママ騒動、両論併記ない報道 http://t.co/Aghwrx97QI [メディア] #明日、ママがいない
— BLOGOS編集部 (@ld_blogos) 2014, 1月 30
あれです。
明日、ママがいないの件です。
こちらも当然賛否両論巻き起こってまして、当然これによって直接的被害と呼べるものが出ているなら考慮するべきだけど、表現の自由とかどうすんの的な話もくっついてくるので岡村隆史が
テレビはもう終わった
的な発言をしているのもまぁTV業界の人間としては当然だろうなと思ったりします。
暗くて冷たい相互密告時代が始まったのか
こういった報道に対しての批判ってのは結構メジャーな動きになってきている感じがしますよね。
昔だったら、、みたいに懐かしんでる人の意見だと、
高校教師なんて教師が生徒とラブチューしとるやないかい
とか
GTOやごくせんなんか教師が生徒ぼっこぼこにしとるで
とか
必殺仕事人なんか正義面して人を殺しとるやないかい
とか
ランボーなんか右の乳首見えとるやないかい
とか、まぁそういった話になってきます。
右の乳首が見えるのはいいんでしょうか、倫理委員会さん!みたいに手を上げて報告する人も出てくるわけでありまして、そういった人々による冷たく暗い密告時代が始まったようにも見えるわけです。
ちょっと気に入らないことがあったらSNSで批判ムーブメントを起こす。
ちょっと自分と違う意見があったら叩きのめす。
公人が酔った勢いでミスツイートしたら人生終了。
良い世の中ですね。素敵です。
何か言いたくてたまらない時期
こういった状況ってのは、別に日本人特有ってわけでも無いような気がしまして、ゴシップとかはむしろ海外の方が好きだし、しょっちゅうアホみたいなことで騒いでたりするじゃないですか。
だから、日本人が冷たいとか暗いとか陰湿だってのは僕はあんまりそう思わない。
でも、何か言いたくてたまらない時期なんだろうなぁと思う。
正直、今ちまたで巻き起こってる話は、
「どっちでもよくね?」
みたいな反応も多くて、まさにそういってしまえばその通りで、別にどっちでもいい話だったりする。
直接自分の人生に甚大なる被害が出るようなものはほとんど無くて、どっかで誰かがミスツイートして車掌に偉そうにしたとか、野球の応援で下世話な言葉を使ったとか、まぁそんなのは自分の人生に直接的に極度に重大かつ甚大な被害を与えるわけではない。
でも、何か言いたい。
何か言うためのツールがあるから。
つぶやきたい。
シェアしたい。
社会に発信して関わりたい。
生きてるって証が欲しい。
これは、ツールが先で世の中が引っ張られているような状態に見える。
まさに議論するために議論してる。
会議室があるからとりあえず会議する。
余計な部屋があるから荷物がたまっていく。
敬老感謝の日があるから思い出したように感謝する。
これらは、本質的では無い気がするけど、無駄でもない。
これまで議論してこなかったからね
これまでは、ツールがなかったから議論してこなかったわけですから、一旦そういうのが溢れるのはしょうがない気がします。
実際、ドラマを見て傷ついていた人も過去にだっているかもしれない。
出てきていなかったものが出てきているんだから、配信する側も何らかの対応をするしかない。
テレビは終わったって、そりゃラジカセがCDになってMDになって配信になってんだから、テレビも変わらなきゃね。
世の中が変わるんだから。
まとめ
僕も昔はランボーよろしく右の乳首を出したコスプレとかモノマネとか一発芸とか宴会でやったりしてたような気がします。
懐かしいですね。
あの時の画像が今出回ったら、どうなるんでしょうね。
大きすぎる影響力や組織を持つのは、そろそろ時代にミスマッチしてきている気がします。
今後も、アメーバ経営ではなくアメーバ人生を目標に、淡々とやっていきたいなと思う次第です。
50年後の教科書にはこう書かれたりするんでしょうか
「2010年台に突入すると、コミュニケーションツールの発達によって世の中の人たちは猛烈な勢いで世の中のあら探しを始めたのであった。」
なんて。
以上。