起業してこの社会問題を解決したい!
こんな風に社会を変えたい!
でも、いつまで経っても収益に結びつかなくて疲れてくる・・・
なんてことはありませんか?
なぜ、ビジネス初心者ほど、あえて儲かりにくそうなテーマを選ぶのでしょうか?
実現したいことが儲かりづらいときは、どうしたらいいのでしょうか?
ということで、今日のあるあるは
「儲かりにくそうなことは、やっぱり本当に儲からないあるある」
の謎に、がくちょうとニコの2人が挑みます。
今日の登場人物
儲かりにくそうなことをやりたい人は、得てして〇〇が強い
今日のテーマは「儲かりにくそうなことは、本当に儲からないあるある」です。
悲しいね、これはw
悲しいですね
うん。俺は起業の支援とかベンチャーの新規事業支援を10年間やってきたけど、これはずっとあるあるだなっていうw
本当にあるあるですね
本当に、儲かりにくそうなゾーンは儲からないし、儲かりやすそうなとこは実際儲かる。でも、ビジネス始めようとする人で、意外と儲かりにくそうなことやりたがる人多いのよ。それをこう巧みにね、儲かりやすいほうに誘導していくの、難しいのよww
分かりますwww
いや、わかるんだけどね。儲かりにくそうなことをやりたい人は、そもそも自分のやりたいようにやりたい人だから、ビジョンとか想いが強い人が多いし
うんうん
半分わかるんだけど、半分はやっぱ柔軟になってほしいw
いや、本当そうですよね
俺は「マーケティングの限界」って表現しているんだけど、例えば、難病の人に向けた薬の開発ってすごい遅れがちで、結局は風邪薬と花粉症の薬がいっぱい開発されるじゃん
うんうん
なんでかっていうと、困っている人の量が多いから。どんだけ深刻な悩みを持っていようが、やっぱ数が少ないと開発費は投入されないんだよね
そうなんですよね。インターネットも、これだけ細分化されるようになったとはいえ、細分化の毛細血管の先っちょまで行くとやっぱりパイが少ないですね
そりゃもうしょうがないよ。買ってくれる見込みが少ないとこに資源は集まらないよ。
いつも言っているんだけど、顧客の数が少ないと何が一番問題かって、顧客にコンタクトする一歩目がものすごく遅れるんだよね
うんうんうん!
顧客のファーストコンタクトが遅れると、仮説検証が遅くなるからその後の全部が遅れていっちゃうわけよね。おおざっぱに広げておけば、その辺にもいっぱい顧客該当者がいるのに、絞り過ぎちゃってて出会えない。「いや、私はこの人を助けたいんです」っていう思いが強すぎるから
はいはい
「ちょっと横にずれるけど、この人でもよくない?こっちなら儲かるよ」っていう提案に対して、「いや、その人じゃダメなんです。この人なんです」ってくらい絞りすぎてて
「チョコボールが好きな人じゃなくて、チョコボールのキャラメルが好きな人じゃなきゃダメなんです」っていうくらいw
www
で、そういう人だけを対象にしちゃうと、やっぱり中々ドンピシャのターゲットに会えないんだよね
そうですね
会えないから「自分に集客力があれば・・・」「もっと発信しないと!」とか自分の問題としてとらえがちなんだけど、実はただ難しいことをやっているだけなんだよ
だいぶハードなことやってますよね
アドバイスされても、なぜか儲からない道に突き進んでしまう人々
最初は間口を広げて、できることが増えたり、売上が上がってきたりしたら、もっと難しいことをやればいいと思うんだよね
そうですね。僕は最近、「ザルでろ過していく過程を考える」というのがいいなと思っていて
ほう!
ザルに取りあえずザッと入れて、ふるっていくとだんだん少なくなってくるじゃないですか?大きな石、中くらいの石、細かい石の順に取り除かれて、最後に残るのはすごい上質なサラサラな砂なんですよ
うんうん
そこが一番自分の理想に近いところだと思うんですよね。だから、各過程に合った商品を用意しておけばいいなと思って
ああ、わかる!最初はいろんなものが入っていても、それぞれに合ったことをやっていったら、いずれ本当に届けたかった人にも届くんだよね。でも、最初から何重にもろ過した、純粋なとこだけを相手をするのはものすごく難しいよね
いきなり砂金だけピンセットで集めようとしている感じですもんね。
例えば、僕のコーチングだと年間契約する人が6〜7人いたらサラリーマンの平均年収より多いんですよ。ってことは、ガサッと何百人をすくって、その中に6〜7人がいたらいいわけですよ
そうだね
でも、最初からピンポイントでその6〜7人だけ狙うとなると、海の中からどんだけ精度高くしなきゃならないのかっていうw
そうだよね。
だからやっぱり最初は、反応をもらいやすいところだったり、お客さんが見つかりやすい領域だったり、もしくはお金を払ってもらいやすいテーマでやっていかないと、前進がなくて足踏み期間が長くなっちゃう
そうですね。でも、僕は最近、その人が飽きるまでやってみたらいいかなと思ってきたんですよ
そうだねー。うまく本人の納得と成果をすり合わせるの難しいよね。「儲かんないよ」って正しいこと言うだけだったらアドバイザーいらないじゃん?俺らみたいな仕事ってさ、相手がちゃんと望んでいる言葉をかけてあげるのが大切で。
なんていうか、人間には偽の願望もいっぱいあるから、表で望んでいることと、裏で望んでいることをより分けていきながら、最終的に自分で進んでいったという感覚になってもらうのが大事だよね。
あ、子供と関わるのとすごい似てる気がしますね
そうだよね。だから、「何を」じゃなくて「どんなふうに」伝えたらいいか、めっちゃ考えてる
うんうん
最終的に「トリイさんに言われたから進めたんじゃなくて、なんか気づいたら自分で進めた」みたいな感覚になる言葉って何だろうって考えるけど、儲かりにくそうなことをやろうとしてる人には悩むね
悩みますね。どんなに儲からないよって伝えたとしても、そっちに進むんですよね
行っちゃうね。無理やりは止めれないね
止めれないですね。止めたところで反感しか残らないですし・・・
解決策は、人との関わりを通じて変化を体感すること
最近さ、人間って自分が変わっていけること自体、認識するのがすごく難しいなって思ってて
難しいですね
自分もそうなんだけど、無意識に今の自分を最終形と思いがちなんだよね
確かに!
長くアドバイザー業やってきて、これが一番「人間のバグ」って感じがする
そうですね。もう変わってきた事実を突きつけるしかないですからね
何かしら変化を体験してもらって、変わった自分を自分で味わうことができると、急に柔軟になったりするんだよね。
そういう意味で、ファーストペンギン村は非常にうまくいってるサンプルモデルなんだよね。「気づいたら変わってた」って自己認識してるから
確かにみんな認識してますよね。それって新しく入ってきた人を見て、過去の自分を見ているような感じがして、「あのときの自分、こう思ってたな」を体験できるからなんですよ
あ、そうかも!鏡になってるからかも!
やっぱり自己認識って相対的なものだから、たくさんの鏡があることが大事なんだな。俺もコミュニティの運営始めてから、人と関わることの偉大さ感じるようになったわ
そうですね。他人と関わることで、自分が見えてくるってのは本質だと思います。
そうだね。人は人でしか磨けないってやつね。
だから、どうしても儲かりにくそうなことをやっちゃうときは、自分が意固地になっていることを気づかせてくれる環境に行くといいかもね。
ということで、本日のまとめ「儲からないことはやっぱり儲からないので、自分が柔軟になれる場所に身を置こう」でした。お疲れ様でした!