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オンラインコミュニティを創りたいなら絶対「ハマるしかけ」を読むべき

がくちょうのコラム

 トリイ学長です。

スプラトゥーンにハマっているので、スプラバージョンになっております。

最近、「オンラインコミュニティを創りたい」みたいな人から良く問い合わせや相談をもらうようになりました。

私はオンラインコミュニティ歴だと趣味で3年くらいやっていますが、本気で取り組み始めたのは2017年からの1年間くらいです。

一番最初にスタートしたのは2015年でしたが、その頃は全然ダメでした。知識が足りなすぎた。ぶっちゃけ。

で、2017年はかなりうまく運営できました。おそらく日本で一番活性化したオンラインコミュニティだったと思います。DMMさんからも表彰されました。

んじゃー、2015年の私と2017年の私で決定的に違うところって何なの?というと、

「WEBサービスを創れるかどうか」

というスキルの差です。ここを分かってない人が多すぎる。オンラインコミュニティってのはWEBサービスなので、全然違うんですよね。WEBサービスの作り方とか、考え方が分かってないと全然うまく創れません。

今回紹介する「ハマるしかけ」に出会ったのは、ちょうど私が「WEBサービスの作り方勉強したいわ」って思ってたころで、この本はマジ勉強になった。

自分でサービス創りたいとか、オンラインコミュニティに興味あるとか、そういう人はマジお勧め。

ということでレッツ紹介( ˘ω˘ )

ハマるしかけ 使われつづけるサービスを生み出す心理学×デザインの新ルール

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先に約束してくれ。

「悪用しない」と。

この本に書いてあることは、悪用しないでくれ。

正直そう言いたくなるような本だ。

ちょっと怖い。ぶっちゃけこういう考えで人を操れるようになってしまうと、何でもできるようになってしまいそうな気がする。

この本には大雑把に言ってしまうと、「どうやってユーザーを意図的にサービス中毒にするか」という方法論が書いてある。

ちなみに、私が学長を務めるオンラインコミュニティは「中毒者」がマジで出てしまった。

彼曰く、

「もう中毒、依存症というくらい張り付いて見てしまって、コミュニティに書き込みをしながら寝落ちしてしまったこともある」

と言っていた。

 

・・・( ˘ω˘ )なんかごめん

 

まぁ、この本で学んだことだけのパワーではないが、この本に出合っていなかったらそんなユーザーが「ハマる」ようなサービスは絶対に創れるようになっていないと思う。

誰が書いた本なの?

著者は

ニール・イヤール

という人で、ベンチャーキャピタリストやインキュベーターという、いわゆる「起業家を育てたり伸ばす仕事」をしている人ね。

大学の教員もやったり、コンサルタントや執筆などもこなすスーパーマンらしい。

まぁぶっちゃけ知らんかったけど、この本を読んだら

「これ書いたやつマジ卍」

って気持ちになるから、とりあえず読んだだけで凄い人なのはわかった。

この本を読むとできるようになる2つのこと

1)今までの何十倍の売り上げを出せるサービスが創れるようになる

まず、LTVが上がる。LTVってのは、生涯顧客価値という考え方で、一人の顧客が生涯にわたってどれくらい購入してくれるか?という数値だと思えばいいんだけど、これが「めっちゃ伸びる」わ。

「1回買ってもらうのにすら苦労している」ような状態から、「ずっと顧客が勝手に使い続けてくれる」ような状態になる。

少なくとも、そうなるために必要な知識が惜しむことなく書いてある。

2)新しいサービスを創る時に、迷いがなくなる

この本には、4つの「素晴らしいサービスを創るために必要な要素」が、すごくきれいに分類して書いてある。

  • トリガー
  • アクション
  • リワード
  • インベストメント

の4つなんだけど、これは知っといた方がいい、というか知らなかったら人生損するレベルの知識。

この本読んでから、常に新しいサービス創る時は僕も

「えーっと、トリガーはうまく作動してるかな」

「あー、、アクションの部分が弱いのか」

みたいな感じで、指針にしながら調整してる。これが無かったら

「結局どうしたらいいんだよぉぉぉおおお」

みたいな感じで暗中模索になっちゃうけど、明確な4つの指針があるからすごく調整しやすい。

 

これだけで、ぶっちゃけ何十万払っても安いくらいの知識と知恵が、千円ちょっとで買える。

 

マジ神。

 

個人的にお勧めだと思う3つのポイント

● ちゃんとワークがついてる

大きく4つの要素で、ユーザーをサービスに「ハマらせる」ための仕掛けが説明されてるんだけど、ちゃんとそれぞれの章で「ワーク」みたいなのがついてて、質問に答えていくだけで具体的に動き出せちゃうのよね。

● 事例が多い

概念とか抽象的な説明だと、いまいち自分に落とし込めなかったりするけど、この本はちゃんと実際のサービスの事例が毎回くっついてて、めっちゃ分かりやすい。

「あぁ~そういうことね」

ってなる。

● 汎用性が高い

著者が心理学の先生もやってるから、「科学的な実験」とか「人間の性質」みたいなのをベースに説明されていて、色々と他のことに応用できちゃう。

オンラインコミュニティとかは特に「人間の習性や性質」について向き合う必要があって、というかWEBサービスを創るってのは「人間の習性と向き合う」ということになるんだけど、そういう考え方が身に付くのはとても大きい。

この本と出会ってから、起業家として1つ上のステージに行った気がする。

こんな人はマジで読むべし

● オンラインコミュニティを創りたい

● WEBサービスを創りたい

● マッチングサービスを創りたい

● 顧客が熱中してくれるサービスを創れるようになりたい

● 起業家を目指している

などの人にはマジお勧め。

ただ、ちょっと「実践的」な分、本当にまだ何にもビジネスをやってない、やったこともない!という人だとあんまり実感湧かないかも。

それでも、起業家を目指しているなら一回読んで頭に入れとくだけでも価値あると思います。

ちなみに、3年前くらいに読んだ時も、すぐ周りにお勧めしまくった( ˘ω˘ )

それくらい名著です。

上に当てはまる人は、今すぐこちらから内容チェックしてみてください▼▼

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