本日は「業務効率が悪くて自分のやるべき仕事に集中できなくなる問題」について対談しました。
どうやって会社全体の業務効率を上げるか?
会社を成長させるために、何から取り組むべきか?
などについて話しています。
今日の登場人物
渋谷でITベンチャーを経営しているトリ。上場企業→ベンチャー企業→ニート→主夫→フリーター→個人事業主→経営者とほぼ全てのキャリアを通過。ベンチャー系の求人サイトを見て、「キラキラしたこんな素敵なオフィスで働きたい人wanted!」とか書いてる経営者はアホなのかな、と毎日思っています。このブログの中の人です。
練馬でコンサルタントをしています。世界大手ソフトウエア企業→12人ベンチャーからの上場(一歩手前で転職)→上場企業取締役→経営者と、大小面白い企業で働いた経験とNo.2として8年間過ごした体験をもとに、企業の成長をお手伝いするコンサル会社を起業。ミッションは”笑顔になれる仕事をして、幸せと感じられる社会を作る。”
業務効率が悪すぎだろぉぉおうjmyhんtgbrfvr
よろしくお願いします
はい。お願いします。
じゃあ最初に、ちょっとだけ自己紹介を
峰崎です。新卒で1600人の会社でプログラマーを2年間しましたが、起業したいという思いがあってベンチャーに転職し、そこからマーケティング、新規事業の立ち上げなどを経験し、上場企業取締役などもやってます。
経験が幅広いですよね。
現在は、「NO.2を活かすと会社は伸びる」というビジョンで、経営方法をコンサルティングしてます。
なが!ww
ありがとうございます
次いきましょ。
最初はソフトウェアのエンジニアだったんでしょうか?
はい。日本オラクルでデータベース回りと金融業界の社内システムをカスタムで作ってました。
うわ
超大手じゃないですか
一応そうっす。
同期優秀すぎて嫌になりました。。。
だろうねww
一つ上の新卒はDeNAの社長です
天才がいっぱいいそうww
南場さんがまとめてスカウトして、問題になってましたね
その話聞いたことあるかもwww
南場さんの採用はえぐいって
そんな南場さんも苦しい時代に、カービューに頭下げに来てましたけど。。。
ハードワーカーだなぁ、、、
絶対真似できないwww
すごい人ですよね。
じゃあそんな超大手でエンジニアスタートして
でも、大手ならではの悩みがあったわけですね
はい。大手では分業されすぎていて、自分の領域が本当に狭くて。仕様書渡されたプログラム書いているだけで、つまらん!って感じです
エンジニアあるあるですなぁ、、
朝7時から夜中3時まで、毎日タクシーみたいな。当時はタクシー代30万とかでしたね。
うわマジかよ
金ありますねーさすがですね
まじっす!新卒なのに人月●●●万もらってましたから(笑)
お察しください m(__)m
え、、、これ放送禁止じゃないの?www
ぱねえww
そこは適当に編集してください
アホだからそんな神がかった環境を飛び出してしまったんですね、、、
そうです。あ。僕は●●万しかもらってませんでしたよ。
いやいや、十分高いですよ
ベンチャーに行ったら、今度はすべて自分でやらなければならずという環境になり、ひたすら効率を求めてましたね。
36人だった会社がリストラで12人になったので、、、
ベンチャーに入社してみたら業務効率がめちゃくちゃ悪かった
なるほど
そこで今日の質問に繋がりそうですね
今日は「業務の効率が悪い事業体が多すぎる問題」という感じです。
ご質問は
会社の業務効率が悪くて困っています。
これまで10人程度で社長がすべて仕切っていた会社でしたが、売上2億から10億にするというミッションで社長に口説かれて、取締役として入社しました。
入社してみると、聞いていた状況とは違い、仕事のやり方や人材配置がめちゃくちゃでどう進めていくか悩んでます。
何からどう手を付ければいいでしょうか?
という感じです。
ご相談者は、ベンチャー企業に新しくジョインした取締役の方ですね
業務効率って、特にベンチャーだとぐちゃぐちゃなところが多いでしょうねぇ、、、
業務効率が悪いって、「やりたくない仕事で効率が悪くなっているケース」が多いです。
ドラッガー曰く 「価値を感じない仕事に、 人は意味を見出せない」
つまり、やりたくない仕事は人はやらん!ということです。
昨日も話しましたが、モチベーションが上がらん!っていう話です。やりたくない仕事だからモチベーションが必要なんですよね。そこがまず問題。
別の観点では、無駄な(重複する)仕事のやり方だったり、ツールの未整備だったり、「やり方」を知らない現場が多いです。
「人事配置」の最適化と、「やり方」の最適化と2つあるって感じですね。
実はこの問題は、私も似たようなことを体験しているんですよ。
私の体験で言うと、「仕事のやり方」は、まず現場での接客は得意だったんですが、パソコンが全然使えない社員が多すぎた
「人材配置」も、マーケとシステム部門には人がいないで社外に任せっきり。で、いいようにやられていた
って感じでしたね。
なるほどwww
タイミングとしては、「業績を倍々にしなきゃいけない」というミッションでジョインしてるわけですよね
んで、入ってみたらこの状況、みたいな
そうです。ひどすぎる!て状況で。そこで、まずは「タイピング」から勉強させることに。
地獄!
タイピングwwwww
勘弁してくれよ
指を1本しか使わないタイピングって。。。
おーまいごー!
泣きそうになる
そりゃ、残業時間増えますがな、と
システムは、デザイナーがHPを作っていたんですが、数百ページある金太郎あめのページを、一個一個別々に作っていたり。。。
涙出てきた
おいおい。データベースつかってよ!みたいな
でも、そういう企業って多いってことだと思うんですよね
本当、ベンチャーってそんな企業多いですよ。
勢いで2億くらいまできましたと
でもその体制だと、10億は厳しそうだよなぁ、、、
難しいタイミングでの業務効率化。まず、何から手を付ける?
2億ぐらいだと、勢いと気合でやれちゃいます。
10億狙うと、利益率維持できなくて崩壊しそう
10億目指すとなると、やはり投資してでも専門家を配置して業務の整理が必要でしょうね。
とはいえ、10人から30人規模に伸ばすタイミングだと、そんな整理だけして、得意分野だけやっていたら赤字でつぶれちゃうこともありますよね。
間違いない
難しいタイミングですよねぇ
順番とさじ加減間違えたらすぐ飛びそうだし
そうなると、何があってもついてきてくれる、得意分野をもった部下を下につけることから始まります。
取締役の下にってことですか?
10人の規模ならそうですね。直下でやらないと、、じゃないですか?
なるほど
現場を掌握しないと、やりたいことできないっす
まず、現場の掌握のために一人見つける
社内の人間とのコミュニケーションが重要で、まずは自分に対して絶対的な人を一人見つける。そのひとりは、現場から好かれている人間が好ましいですね。
だいたい、ぽんって取締役に入る人間は、「社長一派」と捉えられてしまいますので、まずは壁を取り除くことです。
あんたの味方ですやん!って
あぁーなるほど。確かにそのタイミングで入ってきて、「おい!タイピングもできねーのか!」とか言われると
「氏ね」って裏で言われそう
そうなんです。あ~お前もかって。。。
だいたい、「こいつどっちやねん。味方なの?敵なの?」始まりませんか??
2代目社長とか、成長期で入ってきたCOOとか、そんな感じなのかもしれませんね
そうだと思いますよ。現場を味方につけつつ、「自分が提供できるものがあれば、ビジョンに向かって真っすぐに進めますよ!」って思わせないと、失敗する可能性が高いです。
あなたの味方ですって。言い続けることです。
私、そういう仕事絶対できないわ、、、
思ったことが全部そのまま口から出ちゃうの
(トリだから)
えー。僕なんか、社長このやろう!って感じの環境にたくさんいましたから、いつもこんな感じでしたよ。
すごいwww
マジ尊敬するwww
トリ。いいっすね。ぼくもトリだったら。。。こんなストレスなかったのに
でも、その仕事を社外の人がやってくれたらよいと思いません?
あ、なるほど。それをやってるわけですね
せっかく入れたCOOなり取締役がそんなことに時間を割いていたら、伸びるものも伸びません!っていう話で
それをやってます!
なるほど、、、間違いなくニーズありますね
言いたい事も言えないこんな世の中じゃ・・・・ポイズン
コミュニケーションギャップをいかに埋めて、やりたい仕事をやってもらえる環境を作るか。これ、ベンチャーでほんと重要だと思います。
結局、業務の効率化って話も、コミュニケーションがスムーズになっているのが前提ってのは確かにありますよね
「やりたいことやってもらう」ためには、その手前で「言いたいこと言ってもらう」のが必要ですから
そうです。業務効率って、まずはやってもらえる環境づくりからってことで、それがコミュニケーションで社内の人間関係の壁を取っ払うことからです。
「言いたいことを言ってもらえる」ために「聴く力」って重要ですよね。
いやー自省になるわ、、この対談
そういう意味では、ファウンダーって未来見てるから、後ろ振り返らない傾向があるから
ナンバー2がめっちゃ大事な気がする
確かに。だから、2人目が重要です。
No.2を入れようと感じた時点で、社長もある程度、ぼんやりとわかってると思いますし、そうでないと、ワンマンで終わる会社も多いのでは。
社長が社長の仕事できていない場合なんかも多いっすよね。何が社長の仕事かって、理解できない人間も多いですが。。。
そこは、経営者も成長し続けるしかありませんよね
はぁー自省自省、、、
そうなんですよね。止まったらそこで試合終了だよ!みたいな。あれ、違いましたっけ。
いや、私も気をつけようと思います
「自分の成長」そして「風通し」ですね
僕は、逆にこれから社長としての荒波にもまれるので、今まで分かりえなかった立場も経験して、成長しなければって感じてますよ
私も全員が気持ちよく働けるように、下から支えるイメージを忘れないようにします
業務効率もコミュニケーションから、という話ですからね
そういうまとめでありがとうございます。
業務効率=成長スピードや利益率
だと思いますので
事業としても、非常に重要な指標ですからね
あ、時間過ぎてる
ではまとめましょう
業務効率が悪い会社に入社して困っている人はどうしたらいいの?
先生、お答えください
業務効率を上げる第一歩は、人間関係の構築から。信頼関係を構築してから、やりたい環境へと改変していく。そのうえで重要なのは、「やりたいこと、やれることの整理」と「やれることの範囲を広げる教育をしていく」こと。
深くて一度の対談では説明しきれていない!!www
そんな雰囲気が満載ですが、とりあえず今日はここまでにしましょう
成長スピードや利益率を担保するためには、土台をくみ上げるってことですね。ただ、成長スピードについてこれない人もいますから、ふるいに落とされる人もいて当然の環境なんですけどね。
実際、某社でも、入ってからほぼ8割入れ替わりましたね。
聞きたいwww
その話は、、、また今度でwww
是非、また話しましょう!
お声がけいたします!
またお願いします!
ありがとうございました~
あじゃじゃしたー( ・`д・´)
本日対談させていただいた方
練馬でコンサルタントをしています。世界大手ソフトウエア企業→12人ベンチャーからの上場(一歩手前で転職)→上場企業取締役→経営者と、大小面白い企業で働いた経験とNo.2として8年間過ごした体験をもとに、企業の成長をお手伝いするコンサル会社を起業。ミッションは”笑顔になれる仕事をして、幸せと感じられる社会を作る。”