おはようございます。
がくちょうです。
みなさんの周りにもいませんか?
「この人、頑張ってるんだけど、仕事できない人だなぁ」と感じる人。
別に手を抜いているわけではなく、本人は頑張っているつもりなのに、あまり成果が出なかったり、ミスやドジばかりしてしまう。
私は、企業内でも、コンサルタントとしても、社長としても、これまで本当にたくさんの人と一緒に仕事をしたり、教育や採用をやったりしてきました。
その中で、いわゆる「頑張ってるのに仕事ができない人」には、共通するいくつかの特徴があります。
経験上、「仕事ができる人」というのはかなり色々なタイプや種類がいますが、「仕事ができない人」というのは、共通している傾向があります。
今日は、その共通する特徴と、改善するための方法についてまとめます。
頑張ってるのに仕事ができない人の特徴1:相談が遅い
頑張ってるのに仕事ができない人によくあるのが、相談するタイミングが遅いという特徴です。
ピンチの時に自分だけで何とか頑張ろうとしてしまったり、苦手なことでも自力でなんとかしようとしてしまうため、人に相談したり協力を求めるタイミングが遅いのです。
相談される方も、ギリギリで相談されるため困ってしまいますし、「なんで今まで黙ってたの?」という感じで、相手からの評価や印象も悪くなってしまいます。
周りをよく見てください。
うまく仕事をしている人、短い時間で成果を出す人は、人に早めに相談して、手伝ってもらっていませんか?
困った時や、悩んでいる時には、できるだけ早めに人に相談してみましょう。
とにかく、問題の発覚は早い方が良いです。できないのは問題ではなく、できないのにギリギリまで自分で抱え込んでいるから問題になります。
仕事のスピードを速くしたい、効率よく仕事をしたいという人はこちらの記事もお勧めです。
頑張ってるのに仕事ができない人の特徴2:人の気持ちを予想しない
あの人、頑張ってるんだろうけど、どうも周りを動かすのが下手だよなぁ、、、という人に共通するのが、相手の気持ちを予想して動けないという特徴です。
そういう人は、自分が頑張っていることに酔っていたり、他人に自分と同じ思考や考え方を押し付けようとします。
例えば、
私ができたんだから、みんなもできて当然だ
私はこう思うから、あなたも当然手伝ってくれるよね
そういう態度になってしまいがちです。
結果的に、人が付いてこず、周りの人が手伝ってくれなくなってしまいます。
最終的には、仕事は人間がやるものですから、好きな人や、一緒に働いていて気持ち良い人のところに優秀な人が集まってきます。
自分が全力で頑張ることも大事ですが、優秀な人がたくさん手伝ってくれるような仕事のやり方をする方が、よほど成果が出ます。
ほんの少しの気遣いをするだけで、あの人とは仕事がしやすい、あの人は仕事ができる、という評価に変わっていくものです。
頑張ってるのに仕事ができない人の特徴3:人の時間を大事にしない
他人の時間を大事にできない人がいます。
例えば、簡単に「時間をください」「打ち合わせしたい」と言ってくる人は、その代表例だと言えます。
このケースでたちが悪いのは、本人は悪気が無い上に、むしろ「打ち合わせをやることは、頑張っている証拠だ」という風に認識してしまっていることです。
あなたも気付かずにやっていませんか?
悪気なく、他人の時間を平気で奪おうとしてくる人は、自分自身の時間単価も安いと言っているようなものです。
優秀な人ほど、時間を大切にします。時間に対しての価値や重みが高い人は、他人の時間も気軽に奪おうとはしません。
相手の時間をいただくときは、それが相手にとってどれだけの価値がある時間なのか?という事を相手にちゃんと伝えましょう。
さらに、できるだけ価値ある時間を作れるように下準備をするべきです。
気軽に「会いたい」と言ったり、目的や下準備なく相手の時間を奪う人は、優秀な人に「時間泥棒」扱いされてしまって、そのうち遠ざけられてしまいます。
まとめ
今日は、どこの職場にも必ずいる、「頑張ってるんだけど仕事ができない人」に共通する3つの特徴についてまとめました。
あなたの職場にも、該当する人はいるのではないでしょうか?
もし、「自分もちょっと該当するかも?」と思う部分があれば、明日から少しずつ意識して改善していきましょう。
仕事ができない人というのは、実際には面と向かって教えてもらえることはありません。
裏で、「あいつ、仕事できないんだよな」とこそこそ言われているものなのです。
頑張っているからといって、自分で「仕事ができる人になったつもり」になるのが一番怖い事です。
自問自答しながら、短い時間や労力で、仕事の成果を高めていきましょう。
ではここまで。
今日も精進しましょう。