おはようございます。
今日は5時に起きました。3日目に復活しました。
朝型になると一日が長いし、なんか有意義に生きてるような錯覚にも陥る事ができます。
「俺は朝型なんだからデキるやつだ」みたいな優越感は何にも代えがたいですね。いやー今日も早起きしたし良い一日でした。
もうなんか早起きしただけで一日をやり切ったような気さえします。
こんな記事を朝に見つけてしまって
朝から僕はコンテンツマーケティングについて書く必要があったのですが、それはもう僕の琴線に触れまくるような記事が流れてきてしまったのでつい反応してしまいました。
すげえ腹立つわ|愛情料理研究家 土岐山協子の 『料理はしないんだけど料理研究家のブログ』
http://ameblo.jp/toki718/entry-12023939853.html
内容は読んでもらいたいところですが、まぁざっくり言うと
「就学前の子供がいるのに「なんたら教室」とか開いて小銭を稼いでいるお母さんは、もう少し子供に目を向けてあげたらどうですか」
という感じです。
これを、ご自身のトラウマにまみれた口調で情熱的に書きなぐった結果、こんな書き方
ですが、就学前の子どもがいる母親がイベントを開催したり、あまつさえ子どもを連れてイベントの為に家をあけて旦那さんを一人にするなど言語道断だと思います
母子家庭で、自分が稼がなくてはいけないならわかる
県をまたがないと仕事がない、食べていけない、養ってくれる人が他にいないならわかる
ですが、旦那さんがいて、就学前の大事な時期の子どもがいて、その旦那さんの稼ぎがあってなお、無添加なんちゃら、オーガニックなんちゃらだの、さも「子どものため」と言わんばかりの聞こえのいいイベントを開催して家を空けるのは、本当にそのイベントは子どものためと言えるのか?
単にてめえの自己顕示欲じゃねえのかよ
そんな大事な時期の子どもがいる時に自分の仕事が何かもわからないバカ親が開催するイベントはなんか意味があるのかよ
子どもがそばにいる時間にFacebookがずーっとオンライン中ってどういうことよ
取り上げて水に浸けてやろうか、このやろう
になってしまったということで、過激な思想がツイッターなどでまぁまぁな反響を呼んでいると。
これはですねー、、、賛否両論あると思いますよ。確かに。
ただ、僕の場合はちょっと反対かなー、、、、と思いますね。このスタンスは。
僕のトラウマ的なサムシングについて
ちなみに、あんまり普段は言わないような僕のトラウマ的な話もしますとですね。
うちの両親はいわゆる典型的な専業主婦の家庭でして、親父はめちゃくちゃ忙しい仕事人間で家には全然おりませんでした。
しかも3人兄弟でしたから、まぁ母親は地獄のような子育て生活だったと思います。それはしょっちゅう聞かされていて、父親は全く子育てを手伝わなかったとか、私一人で育てたのよ!とか聞かされているうちに、反動で僕みたいな人間が出来上がってしまったと。
僕は多分ITスタートアッパーの中では家事・子育てランキングぶっちぎり1位だと思いますが、それは幼少期に母親から受けた影響が強いんですよね。
仕事と家事くらいさらっと両立しろよ、親父
的な反骨心というんでしょうか、「親を超えてやるぜ」的な気持ちで頑張っているところはあります。
でもですね。もっと深いところにちょっと忘れられない記憶みたいなのがありまして、それが一番の原動力なんですよ。
まぁこんな話するのもなんですが、何十年か前に父親の親父、つまり僕の父方のじーちゃんが病気になった事があって、その時に近くに移住するかみたいな議論が巻き起こったらしいんですよ。
僕は小さかったのであんまりよく分かっていなかったんですが、そりゃーばあちゃんが一人になっちゃうかもしれないとか、介護の必要があるとかだったら実家の近くに住みたくなるでしょう。
ただ、実家は九州だったので「仕事どーすんの」とか「子供どーすんの」とかいろんな話があって、結局辞めたと。
後から聞かされるのも僕的には「なんだかなぁ」という感じなんですが、その時に父親は独立するとかしないとか色々と考えたり、行動に移したりもしたらしい。
でも、やっぱり子供が3人もいるから。
諦めたと。
その話自体も、母親から聞いたので眉唾なところはあるにしても、結構心に残ってるんですよね。その話が今でも。
確かに、自分は色々と優先して生きさせてもらったなぁと改めて思います。
僕も子供が3人いるので、育てるのがどれだけ大変なのかは少しは想像できるようになりました。
しかし、自分を優先してもらった代わりに、両親がいろんな我慢をして生きてきたという話を聞かされるとですね。子供はどんな事を考えると思いますか?
僕は、
自分は邪魔だったんだろうか
という風に思いました。
普通に。
別に深く考えこむようなタイプではありませんが、普通に「なんか俺のせいで親が自由に生きれなかったのかな。」みたいな謎の罪悪感が未だに残っております。
親に小さいころに見つめてもらうのはすごく大切だとは思いますよ。
でも、それによって親が我慢しているという自己認識になっちゃうと、それはそのまんま子供に伝わりますよという話です。
どちらも加減の問題だと思うのですが、
「もっと愛されたかった」と思うのと、
「自分は親の邪魔をした存在なんだ」と思うのと、
どっちが大人になってから危険かって考えたら、別にあんまり変わらないと思いますよ。ええ。
ちなみに僕は親の財布からお金なんてしょっちゅう取ってました。僕の息子も取るでしょう。もう何だったらそのために小銭入れくらい机に出しといてもいいくらいです。
行くなと言われたところには軒並み行きましたし、取るなと言われたバイクの免許も勝手に取りました。何回か事故りましたし、警察にお世話になった回数も親が把握してる回数の3倍くらいはあります。
ブログに書いてあるような「悪いこと」なんて僕からしたら甘すぎて悪いことにすら入ってません。
でも、今は立派にやってますよ、お母さん。
私は教員になってから
荒れた生活をしていた沢山の子どもたちと接してきました全員、お母さんが好きです
アルコール中毒だろうが
若い彼氏がいようが
毎日出前をとろうがみんな産みの親であるお母さんに愛されたい
とか書いてありましたけど、毎日出前を取るとか、若い彼氏がいるとか、その辺まで「荒れた生活」としてこの世の悪のように祭り上げるのはどうかと思います。
大切なのはバランスと支えあいだと思うんだ
僕はそんな過去がありまして、今はそれを払拭するために頑張って生きています。
自分の子供にはあんまり同じような気持ちを味わって欲しく無いのです。
別に、邪魔なんかじゃ無いよ。
俺が好きで産んだ(てか産んでもらった)んだから。
君たちの人生は、僕ら夫婦にとってプラスでしか無い。
生まれてきてくれただけで、素晴らしい存在なんだよ。
そう伝えたいと思っています。
だから僕は自分がやりたい事をできるだけ全部やります。
共働き(というか両方とも経営者)ですが、土曜に子供を預けて仕事をすることもあります。
逆に、子供を預かって嫁さんを半日とか遊ばせてあげることもあります。
その代わり、4時とか5時に起きて仕事したりしますよ。子供が寝ている間に出来ることはあります。
子供を寝かしつけて22時〜24時に仕事して、寝て起きて5時〜7時の子供が寝ている間にも仕事します。
スマホばっかり見てる時もありますよ。そんな僕を見て明らかに子供が構ってほしそうにしてる時もあります。
でも逆に、僕がストレスで死にそうになる時もあります。
家族なんだから、同じ人間なんだから、当たり前です。迷惑かけあって、支えあって生きていけばいい。
2ヶ月前くらいに息子が難病にかかって入院して、嫁さんも出産で入院していて、5人家族のはずが何日間か娘と二人っきりになるという瞬間がありました。
その時、オロオロして娘に「あーちゃんは元気でいてね」と言ったら3歳の娘に「大丈夫。どこにもいかないよ、そんなに心配しないで」と言われて泣きました。
号泣です。
おなかを痛めて命がけで産んだ大切な我が子の将来を真剣に考えても
そのイベントで小金を稼いで、
「先生」とチヤホヤされることの方を選びますかバカ親が!
何回でも言ってやる
バカ親がいい気になってんじゃねえよ!
って書いてありますけど、それはちょっと視点が短絡的すぎる。
子供は、親が思ってるよりもきっと複雑に、そしてずっと賢い目でこっちを見てる。
あなたが子供のために何かを我慢しているなら、きっとそれもバレてるよ。
でも、自分がやりたい事をやっていても、ちゃんと愛しているならきっと伝わってるよ。
我が子をしかるべき時期にしっかりとみてください
私はあの時母親が泣きながら私を怒らなければ
悪いことはどんどんエスカレートして人を殺していたかもしれません
昨今のニュースに出てくる少年少女達のように
彼らだって
母親の身体からオギャーと産まれてきたときには
人を殺そうなんて思っていなかったのですからどうかどうか
我が子をしっかりみてください
とか書いてるけどさ。
俺の友達は、嫁さんが自分を押し殺しすぎたせいで育児ノイローゼみたいになっちゃって、家で包丁振り回した結果、離婚したよ。
片方から勝手に切り取って世界を見ちゃダメ。
世界はバランスでできているんだから。
まとめ
というわけで、とにかく結婚や子育ては無理しちゃダメ。
人間はあんまり気持ちに正直じゃない生き方をしてもいいこと無いと思うんだよね。
これは経営者として気をつけてる事なんだけど、
「こころと身体はバランスが大事で、どっちも悪くなっちゃうと一気に崩れちゃう。」
みたいな事をなんかの番組で長渕剛が言ってて、「深いなー」と思って覚えてるんだけども。
その通りだと思う。
だからまずは、自分がこころと身体のどっちかだけは大事にすることだと思う。
こころが崩れてきたら、運動や食事などで身体を充実させる。
身体の調子が悪いなら、息抜きや好きな仕事をやってこころを充実させる。
自分が崩れると、結局家族に迷惑かかるわけだから、まずは親が自分の事を目一杯大事にすればいいと思うよ。
そして、自分の気持ちに正直に生きること。
弱った時は、自分の子供に「助けて」って言ってもいいんじゃない?
愛してるなら、毎日「愛してる」って言う。
僕はそうやって生きてる。
結果、29歳で子供3人で夫婦で2社経営してお互い好きな仕事やってるよ。
これを読んでいる子育て中の人がいたら、どうか自分を責めすぎずに、こころと身体のバランスを大切にして、思う存分生きてください。
子供が1歳なのは今だけだけど、あなたの人生の「今」も今しかないんですから。
みなさんは記事読んで、どう思ったでしょうか?
今日は以上。