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別に政治に詳しくなくてもあいつらが舐めた仕事をしていることくらい分かる

がくちょうのコラム

 

どうも。

がくちょうです。

今日は早朝からカフェで本を読んでます。

僕は最近土曜日の朝7時から蒲田で打ち合わせをやっておりまして、毎週地獄のような休日の朝を迎えておりました。どうしても子供が寝ているうちに色々と終わらせたいという事で、無理してビジネス・パートナーにも付き合っていただいていた感じだったのですが、それも今週でやっと終了。

何を隠そう新規事業の打ち合わせだったのですが、プロダクトのイメージとかビジョンを固めるタイミングだったのでこれまでかなりこってりやっていました。しかし、今後はプロダクトを実際に作っていくフェーズに進んだので、打ち合わせ時間もぎゅっと凝縮できそうです。

ちなみに僕は効率化にとってもうるさいです。

コンサルティング事業も午前中しか仕事していませんし、他のサービスに関しても週に1度のミーティングだけで設計〜ローンチ〜マネタイズまで行っています。

その上で18時以降は子供の世話をやっています。

効率化の意識があれば、それくらいは余裕で可能です。

僕は仕事はもっともっともっともっと効率化していけると思っておりまして、世の中の忙しそうにしているホワイトカラーは全員アホだと思っています。

例えばメールは全部翌日の午前中返信、というルールを決めるだけで、一日に何度もメールをチェックして集中力を途切れさせているよりも2倍は仕事がはかどります。

例えば会議は事前に「目的」を明確にして、資料と当日の進行内容について事前に共有してあれば今の半分の時間で終わります。

無理な要求ばかりしてくる面倒なクライアントは、返金してでも関係を切ることで利益率を高めることができます。

「訪問しなくてはいけない」と思っているアポイントは前提を見なおせば8割は電話やメールで済みます。

まぁ言い出したらキリがないのでレバレッジワークについてはまた今後にしますが、それくらいホワイトカラーは無駄が多い仕事をやっています。

馬鹿ばっかりです。

その馬鹿の究極系が官公庁や政府です。

政府は「女性の活躍できる世の中に!」とか言ってますが、僕に言わせれば「まずはお前が早く家に帰れよボケ」ということです。

仕事しかやったことのない役人は、女性が仕事をしながら一人で家事も子供の世話もやることの大変さを分かっていません。ちょっと保育園が増えたくらいでは全くもって無理。そーゆー問題じゃないんです。

女性が仕事をやるなら、家事と育児に関しても完璧にハーフに分担するべきです。

しかし、家事と育児を舐めているアホの男性どもは、「皿洗いやってるよ」とか「休日に手伝ってるよ」くらいに思っています。

ボケ。

アホ。

バーカ。

子供の予防接種について計画立てたことあるのか?ちょっと熱が上がったからと言って保育園に呼びだされて仕事中断して迎えに行ったことは?1日掃除機かけなかっただけでどれくらいホコリがたまるか分かってるのか?子供の健康を考えてレシピに悩みながら買い物に行ったことは?

家事と育児の1割も知らないようなやつが軽々しく女性の活躍とか言ってんじゃねーぞ、と。

もう一度言いますが、「お前が早く家に帰れ」というのが先決です。

長谷川さんのブログが面白いからあとで読んでください

最近見つけたブログで面白いのがあって、フリーのアナウンサーの長谷川豊さんのブログなんですが

長谷川豊 公式ブログ 『本気論 本音論』

長谷川豊 公式ブログ 『本気論 本音論』 http://blog.livedoor.jp/hasegawa_yutaka/

この人はアナウンサーにしてはかなり珍しいタイプだと思うのですが、政治に対して思うことを言いたい放題言っていて、支持されたり炎上したりという素敵な感じになっています。

これはもうアナウンサーというよりはジャーナリストとか言論家なんじゃないかと思いますが、先日もこんな記事がすごいバズっていました。

保育環境を整えれば子供を産む、という大ウソ

簡単に言うと

●女性が働きながら子供も産める世の中にしても子供は増えないよ

●だって「バリバリ働きたい女性」と「いっぱい子供産みたい女性」は全然別の人だもん

●バリバリ働きたい女性は「自分のこと大好き」だから子供の優先度低いんだよ

って感じですね。

まぁかなり極論ですが、一理あります。

先日この記事でも書きましたが、どう考えても、女性の社会進出と子供の数を増やすのを両立させるのって無理があると思うんですよね。

女性に一気に求めすぎじゃない?普通に考えて。

女性はもっと働け、そしてもっと産め。そのために働きながら子供産んだり子供育てたりできるような環境を整備するからよ。

ってそんなことしても子供増えないですぜ。

だって本当に産みたい人は無理してでも既に産んでるからね。産まない人は多少環境が整ったくらいじゃ産まないよ。それこそ、子供の世話なんて全部丸投げできてほぼ子育てを外注化できるような環境を整えないと産まないね。

でも、子育てをほぼ外注化するつもりのような「自分大好き」の人が子供をわざわざ産む理由なんて無いよね。だから無駄。

上記の長谷川さんの記事でも言ってるけど、アメリカ人てほんとに子供大好きなんだってね。

この前の記事を書いた時に、ニューヨークでビジネスやっているクライアント様がメールで教えてくれたんだけど、ニューヨークでも普通の会社では10時半とかまで出社して17時とか18時に帰るのが当たり前。19時になったらだーれもオフィスにいないらしいです。子どもや家族の用事を優先させて会社を休むなんてのも当たり前だし、オフィスに子供が遊びに来たりとかも普通にあるらしい。

日本に比べたら子供を育てやすくも無いし、インフラも全然整っていない不便な街だけど、みんな家族が大好きで仕事よりも優先させているから子供は産むんですよ。

自分が大好きで、「もっと仕事をしたい」「もっと自己実現したい」「もっと遊びたい」「もっと自分のために時間もお金も使い続けたい」みたいな日本人に、無理やり子供産ませようとして保育園増やしても、、、ねぇ。

本当に仕事よりも自分よりも「家族が好き」な人なら、やっぱり何を振りきってでもまずは家に帰ってると思うよ。

僕も会社員のころから時短勤務だったし。仕事なんかどーでも良かった。

脱線したけど官僚の仕事っぷりよ

話が脱線しまくったけど、問題は効率化ですよ。

実は元官僚だった友達がいて、色々と実態とかを教えてくれたことがあって。

そしたら、もうひどいひどい。

効率化の概念なんてかけらもないよ。

30代にもなって、電話の取次で一日が終わるって言ってたからね。

夕方くらいまでひたすら大量にかかってくる電話を取って取り次いで、気付いたら18時。そこからやっと自分の仕事に取り組めて終わるのは22時とか当たり前。

みたいなこと言ってました。(部署によると思うけど)

僕が昔いた会社ではデュアルフォンみたいなのが配布されていて、会社にかかってきた電話も全部個人のケータイに自動転送される仕組みになってたよ。

だから、僕は電話の取次なんてのを仕事と呼ばない。

だって、システムとか仕組みでほぼゼロ円で実現できるんだもん。人間がやる「仕事」じゃないでしょ、そんなの。

官僚とか政府って、そんなレベルなのよ。

ROIとか利益の概念のある企業ですら無駄ばっかりなんだから、そんな考え方すら無い官公庁は恐ろしいくらい「仕事」をしてないんですよ。

この前の自民党の重点政策集読んだらすぐ分かるよ。

自民党政策集

これね。

一部ひどいところを抜粋するけど、

より弾力的かつ効果的な経済財政の運営を推進し、機動的な
政策対応を行い、経済再生に向けて万全を期します。総選挙
後、速やかに経済対策を断行し、切れ目のない対応をとります。

何これ。

弾力的かつ効果的かつ機動的に万全を期す??

速やかに断行し切れ目のない対応をする??

何も伝わってこねぇよ。

それぞれの人生、生き方、生活を大切にする観点に立った
多様な働き方や公正な処遇を実現し、働く方々が納得し
て働くことのできる労働環境の整備を進めます。

は??

それぞれの人生を大切にしますって、政策じゃなくて意気込みだろ。どうやるのか何も伝わってこねぇぞ。

長時間労働を美徳とする働き方を見直すことにより、メリ
ハリの効いた働き方を実現するとともに、仕事と家庭の両
立支援を推進し、一人ひとりがワーク・ライフ・バランスを
実現できるようにします。

いや、中身が何も無いが。

何も伝わってこないが。まずはお前が頑張れよ。

新たに策定する「少子化社会対策大綱」において、自己
決定権に十分配慮し個人にプレッシャーを与えないように
しつつ、少子化対策にかかる目標を設定し、PDCAサイク
ルを回すことにより、人口減少社会に歯止めをかけること
を目指します。
子供が健やかに育つよう、また、若い世代が孤立しないで
安心して妊娠・出産・子育てができるように、切れ目のない
支援を行います。

うん、何も伝わってこない。

自己決定権に十分配慮し個人にプレッシャーを与えないようにしつつ目標を設定しPDCAサイクルを回します。って言われても。

あのさ、、、、

仕事ナメてるよね?

僕は政治はそんなに詳しくありませんが、官僚とか政府の人って仕事ナメてますよね?

例えばあなたが部下の係長に「来期の目標を資料にして提出してください」ってお願いして、

来期は、我が部署のメンバーの自己決定権に十分配慮してプレッシャーを与えないようにしつつ、目標を設定してPDCAを回します

とか書いてあったら殴るよね?

より弾力的かつ効果的に予算を配分し、機動的かつ速やかで切れ目なく顧客に対応します

って書いてあったらぶっ飛ばすよね?

一応確認するけど、そこは同意でいいよね?

別に政策の内容はいいんだけどさ。

少なくともこの14枚のPDF作るのにもたくさんの人件費掛けたんでしょうが。

これは政策を世の中の人に「伝える」のが目的なんでしょうが。

忙しそうに仕事してるなぁ、、、と思ってた部下が、こんな資料上げてきたら会社だったらクビですよ。

だって仕事してないじゃん。

「働く」ってのを「職場に行って忙しそうにする」ことだと思ってんじゃないの?

そーゆー奴らが一番上にいるから、どんな問題でもお金刷ってバラまいとくような解決策になっちゃうんじゃないの?

頼むからもうちょっとさ、仕事しようよ。

仕事ってのは自分のやることを無くしていくこと

僕は仕事ってのは究極言うと自分のやるべきことをどんどん無くしていくことだと思っています。

「この仕事、いらないんじゃないか。」

「この仕事、僕がやるべきじゃないんじゃないか。」

「もっと少ないコストで、同じ成果を出せないか。」

常に全員がそういう意識で働いていくと、仕事はどんどん効率化されていく。

そうやって、「いかに少ない資源で大きなリターンを生み出せるか」ということを実現していくのが仕事。

たくさんの人を職場で遊ばせて、勝手に社会の問題をどんどん自分たちで増やして、「仕事が増える一方ですなぁ、忙しいですなぁ」って言ってるのが今の世の中。

馬鹿ばっかりだな。

 

今日は以上。

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