「募集開始から2分で売り切れました!」
「満員御礼、いつもありがとうございます!!」
TwitterやFacebookなどでよく見るこの字面。
なんだか自分にも簡単にできるそうな気がしませんか?
果たして、実際のところはどうなのでしょうか?
ということで、今日のあるあるは
「告知したら売れると思ったのに売れなかったあるある」
の謎に、がくちょうとニコの2人が挑みます。
今日の登場人物


みんなWeb集客ナメすぎ問題

今日のテーマは「告知したら売れると思ったのに売れなかったあるある」です!
これはどういうあるあるでしょうか?

ビジネスを始めた当初って、他の人の「売れました」「満席です」みたいなのを見ると、自分もイケるんじゃないかって思うんですよ

あぁ、Webで告知して「満員御礼」とか書く人多いですからね

そう。それを見て、自分もイベント告知したり、「セミナーやります」って言ってみたり

でも売れない

はい。「なんでや?」ってなるわけです

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そんな簡単に人は集まりませんよ、皆さん

まあ、集まらないのが普通ですからね

集客なんていうのはね、上手くいかないほうが普通ですよ。残念ながらね

そうですよ

でも、Webって魔法のツールに見えるんですよね。なんていうか、世界中とつながってるのは事実だから、世界中から人を集められそうな気がするんですけど

そんなことはないですよ(食い気味)

ニコ君はありました?そういう経験

そういう経験ばっかりですね

www

「あ、集まらないもんだな」と気づくまでに数年かかりましたね

集客に苦労しない人は本当に少ないと思うよ。それは5年、10年経ってもあまり変わらない。ちょっとずつ楽にはなっていくけどね

とはいえ、気を抜くと集まらないですね

うん、ベテランでも雑にやったらどスベるよw

コケますからね

うん、ちょっと前に流行ったプロダクトローンチとか上手くいってるように見えるけど、あれ半分以上どスベってるからね

そうですよ

で、結構な金額の赤字出たりしてますよ。数千万円単位で出る場合もあるんで。簡単に溶かしている人いますからね
リアル集客よりWeb集客のほうが圧倒的に難しい理由

Web集客は、コツコツやっていくものかなと思います。もう淡々と粛々と積み重ねていくべきですね

本当そうですよ

やっぱり続けることが何より大事で、ちょっとずつ効率もよくなっていきますから。「複利効果」と呼んでますけど、小さな複利が長い年月で積み重なって、「あの人、毎回集客できてるな」って見えてるだけなんですよ

いや、絶対そうです

だから、めちゃくちゃ集客力があるとか、すごい集客の施策を持ってるとかじゃない場合が多いと

ないです、ないです

逆にコツってあるの?

僕は、がくちょうがよく言っている「熱量を上げていく」しかないと思うんですよ

ほう

最近、近所にうどん屋さんができたんですけど、前の店舗が閉店して、工事中になって、だんだん次のお店ができていく様子がわかるじゃないですか?で、「何屋なんだろう」って気になってきて

気になるね

で、内装的に「和食だな」ってことがわかり、最終的に「うどん屋なんだな」ってわかりますよね。その後、チラシが出たりして「じゃあ、今度行ってみよう」となるじゃないですか

なるほど。気になる期間が大事ってことだね

そうです。Webだと難しいですけど、これが大切だなと思っていて

Webは存在が物理的にないから、リアルよりも当然難しいよね。
どうやって興味を持続させつつ、なおかつ期待値を高めていくか。Web集客だとまさに難しいです。
だから、Web広告一発でモノを売るのは、ものすごく難しいよね

ですね。そういうパワープレイができる人は、相当フォロワー数や信者がいないと無理ですね

うん、それも積み重ねてきた証拠だもんね
マーケターが教える!Web集客3選

まぁ、Web集客と言ってもいろんな方法あるよね。
Googleアドワーズみたいに検索から一発で人を集める方法とか

いろいろありますよね

もう直球で、今探している人に「これがありますよ」って提示してその場で買ってもらうっていう方法もあるけど、そもそもパイが少ないんだよね。Googleの検索キーワードって、ほとんどが悩みがまだ顕在化してない段階だからさ

確かに。例えば、ごはんなら「新宿 ランチ」で検索しますからね

うんうん、そうだよね

イタリアンも、フレンチも、和食も決まってないですからね

そう、普通はその程度しか決まってないの。
ピンポイントで絞り込んだ検索ワードのボリュームって極小で、極小だからこそ単価が高騰しやすいし、なおかつ競合もたくさん広告出してるんだよね。結果として、そんなにパイが取れない上に、いわゆるCPAが高くなりがちっていう

コスパが悪いですね

うん。顕在ニーズを争うのは、ザ・レッドオーシャンだね

そうですね

「顕在ニーズ」とは逆の「潜在ニーズ」に対して強力なプロモーションを行う方法もあるけどね。
みんな「かっこよくなりたい」「モテたい」「お金稼ぎたい」とかあるわけじゃん?そういうふわっとした願望がある人を集めて「特にほしいと思ってたわけじゃないのに、今買うしかないと思ったんです・・・!」みたいに思わせるパワープレイw

テレビ通販みたいなw

そう。テレビ通販もそうだし、プロダクトローンチも同じ手法だと思う。潜在ニーズを山ほど集めた中で、ごく少数の気の弱い人に売るみたいな感じ

砂山から砂金を見つける感じですね、完全に

テレビ通販とか、そういうのに課金する人って実は固定層なんですよ。買う人はずっと買うし、買わない人は一回も買ったことがない人が多くて。そういうのは属性としてあるからね

セミナージプシーもそうですね

そうそう。
あとは、ファンを作る方法かな。オンラインコミュニティも同じ流れだけど、企業を長期的に応援してくれるようなアンバサダーとか

うんうん

だから、この3つですかね。
- 少数の顕在ニーズに直接アプローチする方法
- バサッとふるいにかけてから、強力なプロモーションで気の迷いを発生させて購買させるパワープレイ
- 長期的な関係を築いて、応援してくれるファンベースを作る方法

どれを選ぶかはあなた次第ですとw

まぁ最初は全部難しいけどね
最も重要なのは〇〇してから

アドバイザーやってると、1〜2回スベっただけで凹んじゃう人けっこういる

うん。まぁ僕、5〜6年コケ続けてますからねw
「それでも生きてけるんで大丈夫ですよ」って伝えてますけど

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俺も最初は上手くいくためのアドバイスをしてきたけど、「失敗することが当たり前だし、失敗したあとの行動が大事」っていう考え方を先に教えないといけないんだなって思うようになってさ

うんうん

だから、トリ村でナイスペンギンって呼んでる。「いいチャレンジだし、いい失敗したよね」って

「いい失敗」って、いいワードですね

大事なのは、失敗したことで、ちゃんと前進しているんだって理解してもらうことだよね。本人は足踏みまたは後退だと思っちゃうから

水前寺清子みたいな感じですよね

え、何それw

3歩進んで2歩下がる〜♪です

あ、それねw
うん。何もしなかった人より、前進してるから。上手くいく方法を教えるより、目標を達成するために必要な考え方や行動習慣を作ってあげることが大事だね

ですね。それが育てていくってことなのかなと思いますね

そうだね。他の人みたいに人が集まると思ったけど、0人だった。でも、もう一回やりましょう

うん、あと30回くらいやりましょう

そしたら、どっかで0から1になります。で、1が嬉しいから

嬉しいですよ。いまだに告知して1人目来たとき嬉しいですから。「あぁ、よかった。この商品は売れる商品なんだ」って

みんなそうだよ。一人に褒められたら、100人に求めれるようになるので。
でも、最初の一人までは本当に苦しい。「もしかしたら、ずっと0かな」って思っちゃうときがあるんですけど、改善すれば確実に1が来るし、1が来た時に感動して100にしたいなと思えるようになるんで、それまで粘ってほしいよね

うん、なんかいい話ですね

はい、いい話でしたw
ということで、本日のまとめ「告知は上手くいかないのが当たり前だから、凹まずに改善し続けよう」でした。お疲れ様でした!