皆さんは、どういう生き方を目指していますか?
こんにちは!
編集ライターのほりゅちゅこです
今回、5人の子供を育てながら起業されている鳥井さん(通称:がくちょう)のラジオで、
「人に貢献して感謝される働き方をしたい」
と、がくちょうが熱く語っていました。
とても深イイ話だったので記事にしてみました。
- どう生きたいかなんて考えたことがなかった・・・
- 自分らしい生き方を見つけたい
なんて人は、ぜひ読んでみてください。
専門家なら、どう生きたいか追求するべき
5月に新しい講座をリリースします。「専門家ビジネス」といって、指導業や代行業をしているフリーランス、もしくは個人事業主向けの方が、収入を大きくして労働時間を圧縮していくための講座です。内容は、オンラインサロンの作り方に近いですね。ライブ配信とオンラインサロンを活用してマーケティングを完全に自動化していくというテーマです。今ちょうど、動画資料を作っています。たぶん9〜10時間分になると思うんですけど、ブラッシュアップしているところです。価格は、半年間パッケージで5万円を考えています。人数も限定です。
その資料を作りながら、改めて「なんでファーストペンギン村を作ったんだっけ?」「どう運営したらいいんだっけ?」「オンラインサロンって自分の中でどういう位置付けだったっけ?」といろいろ考えました。その結果、一つの答えが出ました。大雑把に言うと「生き方」です。自分の生き方を提示して、「こういう生き方をしたいよね」「こういう価値観で生きたいよね」と皆にシェアしていく場所、そして皆がそう生きていけるようになるための環境整備をする場所。これがオンラインサロンの定義です。
皆さんはどういう生き方を目指していますか?これ大事ですよ。特に、専門家は生き方の追求なんですよ。「自分はどういう生き方をよしとしているのか?」「そのためにどんなスキルや能力が必要なのか?」を定義しながら、勉強しているわけですからね。自分のスキルは、自分が目指している生き方や社会に必要な能力なわけじゃないですか。「こんな生き方をしたいな」って思っているのに、その生き方にとって全くメリットがなかったり、反対の方向に行ったりするようなスキルは誰も勉強しないですよね。つまり、自分の研究分野の先に自分の専門能力があって、その専門能力の先には必ず自分が目指している生き方があるわけです。結局、生き方なんですよ。
僕は、講座作りをきっかけにこれまでの人生を振り返りましたが、これはとてもお勧めです。講座でも解説しますけど、「自分がどういう生き方をしたいのか」「そのためにどういった能力が必要なのか」を文章化してみてください。「自分が何をやっているのか」「なぜそれをやっているのか」を整理していくことが大切です。
原動力の根本にあるのは〇〇な感情
生き方について、僕もまだ明確には文章化できてませんし、終わりはないと思うんですけど、最初に思い出したのはリクルート時代に面白くない仕事をさせられたことです。面白くないと言ったら申し訳ないですけど、つまらない仕事をいっぱいさせられたんですよね。はっきり言いますが、鬱になる人がいっぱいいました。今は知りませんが、当時のリクルートは鬱病が蔓延していました。僕の周りに出勤できなくなった人もいたし、実際に鬱病と診断された人もいたし、本当にギリギリのメンタルでやっていた人もいました。
ぶっちゃけ僕も一度ギリギリのメンタルになったことがあります。上司が頭のおかしな人だったんですけど、ワケのわからないクソみたいな仕事をやらされました。会社に行くたびにお腹が痛くなって、ずーっとトイレにこもっていたことがあって。鬱になりかけたことがある人はたぶんわかると思うんですけど、あまりにストレスが溜まるとお腹が痛くなるんですよね。症状は人によって違うかもしれませんが、僕は声も出なくなりました。会社以外だと声が出るし、すごく元気なんですけど、会社の門をくぐった瞬間にほぼ声が出なくなるという症状が出始めました。病院には行かなかったんですけど、自分でも何かヤバいと思っていました。うっすらとは出るけど、もう病人みたいな弱々しい声しか出ませんでした。その時、「人に貢献して感謝される働き方をしたい」と思ったんです。負の感情からポジティブな感情が生まれることがよくあると思うんですけど、これが僕の原点というか根本なんだと思います。
共に成長し合える場所を提供したい
個人的な話になりますが、鬱になりかけたのは本社にいた頃なんですよね。大企業は分業化が進んでいるので、間違いなくやりがいを感じにくいんですよ。ベンチャーに出向していた頃は、いろんな仕事を任されていたので、すごく躍動感がありました。一体感もあったし、意義も感じてたし、新しいサービスで業界を変えたいって皆が熱い思いを持ってたし、お客さんに喜ばれるサービスを提供していました。
でも、本社に戻った瞬間に、本当に敗戦処理みたいな仕事ばっかりやっていました。本当につまらなくて、あの頃は酷かったですね。その上司は女性だったんですけど、自分の機嫌次第で周りに当たり散らすみたいな感じで、いまだに言いますけど頭が狂ってました。「なんで、ああなったんだろう?」って思いますね。「どうしたら、あんな人間になるの?」「なんで自分の感情を優先して、人に喚き散らして人をボロボロに追い込んでも何とも思わない人間ができあがってしまうわけ?」と。
まあ、今はちょっと大人になったから、「あの人もあの時しんどくて、いろいろあったんだろうな」って思えるようになってきました。そして、本人が一番ツラいんだろうな、とも。人を傷つける人って、本当は怖いからなんですよね。その上司はものすごく出世したくて、いろいろ追い込まれていたんですけど、ずっと空回りして出世できずに、会社の中でどんどん立場がなくなっていく・・・という中途半端な時期でした。上に何も言えない分、下に当たり散らすしかなかったんだと思うんですよね。
でも、やっぱり自分がツラい時に人に向かって発散しちゃうのはダメですよ。人間として未熟なんだと思います。そんな人間として未熟な時に助けてくれる人が周りにいないのが一番不幸だと思います。だから、今コミュニティを運営していて「いいな」と思うのは、人間として未熟な時に手を差し伸べてくれて、「周りを傷つけたらダメだよ。自分が足りないところも認めなきゃダメだよね。一緒に頑張ろうよ」って言ってくれる人がいることですね。本当に素晴らしいことです。心から、人に貢献して感謝される働き方をしたいな、と僕は思っています。これが生き方の根本にあります。