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これからはまったく新しいコミュニティのカタチが生まれると予言する

がくちょうのコラム

皆さんは5年後どんな社会になっていると思いますか?

こんにちは!

編集ライターのほりゅちゅこです

今回、5人の子供を育てながら起業されている鳥井さん(通称:がくちょう)のラジオで、

「オンラインコミュニティが未来を変える」

と、がくちょうが明言されていました。

とても興味をそそられる内容だったので記事にしてみました。

  • オンラインコミュニティの新たな可能性を知りたい!
  • オンラインサロンの運営に力を入れていきたい!

なんて人は、ぜひ読んでみてください。

人口減少社会の都市デザインを考えてみた

これからの人口減少社会では、何が起こるのか?僕は、人々が好きな文化を求めて移住するようになると思います。「ファーストペンギン村」というオンラインサロンを運営する中で1年前ぐらいから構想を練っていましたが、5年以内に日本のどこかに「リアルファーストペンギン村」をつくります。場所は、大阪周辺の片田舎になる可能性が高いですね。既存の行政の枠組みとは少し違うカタチになると思いますが、オフラインの居住空間とインフラを兼ね備えた施設です。これが人口減少社会の都市デザインです。

そして、こういったリアルのコミュニティが日本中にできます。この説は、かなり確信を持っています。今から、僕がオンラインのコミュニティの運用のしかたを広めていくので、いろんな文化のオンラインコミュニティができます。

たくさんのオンラインコミュニティができて、好きなコミュニティを選べるようになったら、今度はその文化を持ったリアルの場所が増えていくというわけです。現在だと文化が明文化されている都市が少なく、その土地土地の文化が自分に合っているかどうかは住んでみないとわかりませんよね?僕は東京に住んでいますが、東京の文化はわかりません。夜中もずっと明るいぐらいですね。でも、これからは「このオンラインの文化、好きだな」と思ったら、その文化があるリアルの場所に居住地を移せばいいわけです。

同じ文化を共有した人たちと住むとメリットしかない

皆さんも自分の好きな文化を共有している人たちの周りに住みたいと思いませんか?僕はファーストペンギン村の人たちが住んでいる場所があったら移住したいです。「挑戦」と「貢献」という文化を共有できているから、出会った人もみんなフレンドリーで、新しいことにたくさん挑戦して、お互いに貢献し合うのがわかっているわけです。

子供たちも自分が目指している人物像に育ちやすくなりますよ。学校で扱う科目も違ってくるでしょうね。「挑戦」と「貢献」という科目ができると思います。例えば、貢献の授業なら、町で手伝いして小遣いをもらってくるみたいな感じです。親も当たり前だと思っているから、その授業が成立するわけです。

でも、今の学校で取り入れようとしたら、無理ですよね。いろんな反対意見が出ます。それはなぜかというと、さまざまな価値観の人が、職場へのアクセスなどで居住地を選んでいるからです。そうじゃなくて、もっと尖った文化をつくって、尖った教育ができるようになれば、必然的にすり合わせコストが下がるので、生産性も上がるし、行政のコストも下がるわけです。行政は、大きな政府と小さな政府に分かれていますが、今、大きな政府が成立しづらくなっています。人口減少社会で一番ヤバイのは、行政が機能しなくなることなんです。これから生産者人口がどんどん減って、高齢者比率が40%にもなるので、予算がなくなるんです。そういった社会では、大きな政府が社会的な不和をクッションとして税金で吸収して調整していくという機能が実現不可能になるわけです。もう既に崩壊してますけど。だから、行政は機能を絞らざるを得ないんです。

 

これからの時代にはオンラインコミュニティが必須

では、なぜ行政コストが高いのか?それは、先ほども言った通り、ニーズも属性も違う人たちが同じ場所に住んでいるからです。でも、ファーストペンギン村の人たちは、すでに共通の文化を共有できてるわけですよ。

例えば、「お金は自分で稼ぐものだから、年金なんかは少なくてもいい」とか。その代わり、「お金を稼ぐ講座とか、お金を稼ぐための練習場所とか、コワーキングスペースとかインターネットとか、そういうインフラに投資して生産力を上げていこうよ」って言い出すわけです。「行政の手厚い支援なんかいらないから、個人が稼ぎを増やせるような教育機関とかインフラ整備にお金当ててください」って言い出すわけです。

そうやって同じ文化を共有した人たちや、事前に文化をすり合わせている人たちが、同じ場所に集合して住むと、行政コストが下がる効能があるんです。すると、都市がコンパクトになって、小さな集落でも、自分たちで回せるぐらいの生産力になるんです。コストとバランスがつり合うようになるという話です。

だから、オンラインコミュニティがこれから発達していくと予言します。オンラインで文化が存在するようになり、その文化を共有した人たちがリアルで集まって住むようになります。リアルで集まって住むと、スモールな面白い村ができますね。ファーストペンギン村の隣のシティーに行くと、全然違う文化を共有しているんですよ。例えば、「自分たちで食べるものは全部自分たちで育てよう」という文化だとしましょう。そのシティーでは自給自足している人しかいないので、食料自給率が95%くらいになります。もともとオンラインで文化をつくった後に、コンパクトに集まって住み始めるので、こういう現象が起きるわけです。

 

そうやって、日本はまるでRPGのマップのようになっていくわけです。30年以内ぐらいには実現しているかもしれません。というより、そうならないと日本が維持できないんです。だから、そのための1歩目として、オンラインコミュニティで文化をつくれるような人材を増やす、オンラインコミュニティのつくり方を教える、オンラインコミュニティのインフラをつくっていく。そういった事業を、今後数年かけてやっていこうと考えているんですよ。僕はそういう世の中が面白いと思います。

 

人口減少社会でも世界に貢献できるイノベーションを起こす

この流れは、結局オンラインからオフラインへの回帰なんですよね。オフラインという場所に、無理やり新しい文化を創造しようとしても無理なんですよ。組織は人なんです。だから、人間が入れ替わらないと文化なんて入れ替わらないんですよ。

僕は地域再生とかアホだと思っています。いや、アホって言うのは失礼ですね。その地域に住んでいる人間を変えることなく、地域のいいものを掘り起こしたりして、無理やり地域を活性化させるのは合理的じゃないし論理的じゃないです。文化とは人なんです。土地じゃないんです。人間の関係性はソフトウェアなんですよ。そのソフトウェアは、オンラインの集団で作っていくことができるんです。

これがイノベーションです。リアルファーストペンギン村など、尖った文化では新しいものや面白い仕組みが山ほど出てきます。人口減少社会で生み出した小さな文化的都市デザインを、そのまま世界に移植していくことで日本は世界に貢献できるんです。僕は、そういう考えを持ってオンラインコミュニティを運営しています。皆さん、僕に付き合ってくださっていてとてもうれしいです。

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