お久しぶりです。
がくちょうです。
もうすぐ33歳になるのですが、Facebookとかでは何回か言っているように私は32歳の1年間のうち、1500時間をスプラトゥーンに費やしました。
大雑把に
「ゲーム市場のポテンシャルやばいやろ面白すぎるからとりあえず真ん中にいたいわ」
という感じで目をつけていたのですが、そんな時にスプラトゥーンに出会い、去年の誕生日からちょうど1年くらい突っ込んできました。
どうせ4人目が保育園落ちてしまって、在宅でまともに仕事もできないだろうから、その時間ゲームしちゃうか、という感じもあってゲームばっかりしていた1年だった。
最初の目標は、そもそもスプラトゥーンである程度の実力をつけること。
今、全ルールウデマエXと呼ばれる、全プレイヤーの中で上位1%未満のところに到達したので、目標は達成できた。
で、次の目標がゲーム実況者として1円以上稼ぐこと。
これは、単純に「ゲームをしてお金を稼いでいる」という状況を実現するという感じで、そのためにゲーム実況のチャンネルが1000人のチャンネル登録者と、4000時間の再生時間という基準をクリアしなきゃいけない。(youtubeで広告を貼れるようになる基準なのだ)
youtubeのことは詳しくなかったので、とりあえず今までのメディア作りと同じようにやってきたんだけど、つい最近勢いに乗ってきて、もう収益化も目の前だなーという状況まで来た。
とりあえずここまでは最低ラインで到達しなきゃいけない目標だったのだが、ここからどうしよっかなーと思っていて。
ぶっちゃけ、じゃあスプラトゥーンでプロになりたいのか?と言われると、まぁ国内トッププレイヤーと呼ばれる有名実況者でも1動画UPして5万回も再生されたらいい方、という感じ。
5万回再生じゃ、3000円とかの広告費しか稼げないわけで、毎日1本UPしてもバイト代くらいのもんだ。
もちろんスポンサーという選択肢もあるけど、こちらもぶっちゃけ、プロチームなんて作って活動しても、年間でいくら収入になるか、それを何年続けられるか、みたいな話で全然おいしくない。
わかるか
つまりおいしくないんや
どっちに進もうかな
そもそも自分は同じゲームを10年追求し続けて、ナンバーワンを目指せるようなタイプではないんだ。
加えて、上記のようにナンバーワンに近い場所を獲れたとしても、ぶっちゃけそこに費やした労力に比べて全然ペイしないのが目に見えててですな。
まぁそんな道は自分には向いてないなぁと。
自分は1位だろうと100位だろうと、あんまり変わらんなぁと思っているタイプで、上位0.5%くらいに入っていればもう十分。
それ以上は追求する気があんまりおきない。(なぜならその先は技術のシグモイド曲線の成長期を越えていて、かけるコストに対してリターンが逓減していくから)
おいしいところだけ欲しい。
効率よいところだけ味わいたい。
自分はそういう人間。
だから、実況者として、そしてゲームプレイヤーとして、2つの立場でそれぞれどういう風に進んでいこうかなぁというのをそろそろ考え直していた。
そんな話を車を運転しながら嫁と3時間くらい話していて、話に夢中になりすぎて警察に捕まった。
かなしい。
静岡警察め・・・
流行り続けるゲームの条件
少し話が変わるが、流行り続けるゲームというのはいくつかの条件があると思う。
ちなみに、ユーザーを夢中にさせるサービスやゲームを作るためには、明確な技術が存在しており、以前それについては何度かこのブログでも紹介してきたと思う。
(トリガー⇒コスト⇒リワード⇒インベストのやつね)
同じようにゲームにも長く愛されるロングヒット商品というのは決まった要素を持っていると思っていて、その辺がポケモンとかだと結構理論的に説明されていたりする。
ポケモンの4つの要素というのは有名で、
- 対戦(広義だと競争)
- 交換(広義だと協力)
- 収集
- 育成
の4つ。
これめっちゃ分かりやすいっすね。すごいですポケモン。
ちなみに競争や協力、収集という要素は、リワードがバリバリに発生していて、育成という要素はインベストに繋がっている。
で、さらにこの4つに加えて、「ストーリー」や「個性」や「キャラクター」や「世界観」というのが追加されると思う。
マーケティング的には当たり前だが、基本的に機能は必ず代替されるが、個性は代替されない。
どれだけ面白いゲームを作っても、最終的に競合が似たような要素をパクって追加してさらに新要素をちょろっと足してきたら、あっという間にユーザーを獲られてしまうわけだ。
だがそこで、「機能じゃなくて、あのキャラが好きなんだよなぁ」「あの世界観が好きなんだよなぁ」という話になると、そこは決して代替されない強い要素になる。
仕事も一緒。
別に同じようなスキルを持った人は結局のところ山のようにいる世界の中で、「なんかあの人が好きなんだよなぁ」「頼むならあの人って決めてるんだよ」という顧客が出てくるか、という話になるとそこは結局個性やキャラクターなのだ。
つまりこの5つの要素
- 対戦(広義だと競争)
- 交換(広義だと協力)
- 収集
- 育成
- 愛着
を持っているゲームは、流行りやすいし、すたれにくいという話になる。
ちなみにフォートナイトはすごく流行っており、競争と協力に非常に特化しているゲーム性だが、収集と育成要素が弱めで、さらに愛着要素が非常に薄い。
だから、新しい似たような機能を持ったゲームに一瞬で持っていかれる可能性が高いと僕は考えている。(というか既に持っていかれているし、そもそもPUBGから同じ流れで客を持ってきたゲームでもある)
逆に、スプラトゥーンは競争や協力はもちろん、ギアの収集要素と武器の習熟度や塗りポイントという視点での育成要素、そして何より世界観やキャラクター、武器のデザインなどへの愛着という形で、5つの要素を非常にバランスよく取り入れている。
さすが任天堂や
さすがや
ゲーム実況者としてどんな道を歩んでいくか
その辺の余談も含めて、自分がどんな風にゲーム実況者をやっていこうかなぁという話なんだが。
簡単に言うと自分は攻略と解説が得意。
どんな新しい技術に対しても、ルールを理解し、攻略方法を考え、それを分かりやすく人に伝える事が自然とできる。
で、ゲーム実況を見ているとその辺の技術を持って、さらにコンサルや実業サイドで経験までしてきた人はほぼゼロに近い。
完全にオンリーワンの独壇場。
だから、これからは上で解説した5つの要素を持った「ユーザーが多くて、かつ長く愛されていくゲーム」を見極め、自分も熱中して楽しみながら、上位プレイヤーを目指す過程で攻略方法を見つけ、それを解説動画としてたくさん出していくという方向がまず1つ目。
ここは自分に勝てる人はそういないだろうなぁと思う。
ただ、それだけだと自分の動画は「機能的」なだけになってしまうし、何よりガチ勢しか見れないチャンネルになってしまう。
だから、そこから自分自身に興味を持ってもらえるように、ネタ系の動画も同じ割合でガンガン出していこうと思っている。
ちなみにゲーム実況の中でも、ガチ系とネタ系に分けるとネタ系が単純に10倍くらいPVが出る。
今はスプラトゥーンがメインだが、新しく出てきたMOBA系のゲームとして例えばAOVなんかには目をつけていて、同じパターンで
- 母数が多くて息の長いゲームの発見
- 上位プレイヤーを目指しながら攻略方法を開発
- 解説動画を創っていく
- 実用系動画で手堅くファンを増やしながらネタ系を混ぜていきチャンネルを大きくする
という手順をひたすら繰り返していこうと思う。
これは完全に自分の勝ちパターンだし、これまでも何度も勝ってきたので絶対に勝てる勝負。
こうやって絶対に勝てる自分の勝ちパターンを創るのはとても大事。
とても大事なんやで
収入になるの?
ぶっちゃけゲーム実況者って儲かるのという話をする。
普通に考えたら
- そいつが1本の動画をUPしたら平均10万回再生される
- 1つの動画をユーザーが平均10分視聴し、そいつは1本の動画で合計100万分(15000時間以上)ユーザーと接触できる
という人間がいたら、あなたはそいつをどう評価するだろうか。
こんな状態の人間が、お金にならないわけがない。
お金というのは「何をしたら稼げるか」ではなく、「必要としている人を見つけるスキル」の方が大事で、上記を冷静に見つめ直した時に、だれにとってどう役に立つかを考えていけば、当たり前のように食べていける。
少なくとも、私は上記が実現できたら、すぐにでも自分でスポンサーを探しに営業に出る。
アドセンスに加えて純広告を動画に差し込んでしまえば、一気に動画の利益率は上がる。
問題の発見と提案を創る力があれば、どんな状態でも金を稼ぐなんて簡単なのだ。
youtuberが稼げるかどうか、という話をした時に、youtubeのアドセンス収入がどれくらいになるか?を調べてはいけない。
youtuberとはどういう状態を指すのか、そしてその状態が誰のためにどのように役に立つのか、を考えていく想像力によって、収入は自分で創っていくものなのだ。
分かるか
分かってくれ
ゲームのプレイヤーとしてどう歩んでいくか
最後に、ゲームのプレイヤーとして自分がどう歩んでいくかという話をする。
ここが実は一番悩んでいて、つまり私は上記で書いたように、1つのゲームだけを追求していくタイプではない。
色々やりたい人なのだ。
だからと言って、PUBGが流行ったらそこで配信⇒フォートナイトが流行ったらそっちに移行⇒APEXが流行ったらそこに移る⇒
なんていう風に、流行りのゲームをホッピングしてストリーミングしていくようなことはしたくない。
色々やりたいと言っても、1つの本当に好きなものができたら長く愛していきたい人なのだ。
ずっと愛せるものがある、というのは非常に贅沢だ。
私はそういうのが好きだ。
ただ、プレイヤーとして個人で1流を目指すのは向いていない。
だから、チームを作っていこうと思う。
そして、チームだけではなく、コミュニティを形成していく。
スプラトゥーンを愛している人の中で、コンセプトを持ったコミュニティを創っていき、大きくしていく。
そのコミュニティから選抜チームをいくつも輩出して、大会に出るときはコミュニティのみんなで応援に行ったり、たまに強化合宿をしたり、時には大会を開催したりする側にもなる。
これは今、自分がやっているオンラインの大学と似たような流れだし、自分の得意なジャンルだ。
そして、コミュニティ形成を盛り上げていく中で、ゲーム自体も盛り上げて、人口を増やしたり、ゲームの知名度を高めていくことにも貢献していく。
いちプレイヤーとしてではなく、コミュニティという力を利用してゲーム自体を運営と一緒に創っていくという立ち位置が自分にはとてもしっくりいく。
もちろん、自分もプレイヤーとして現役で挑戦し続ける。
でも、試合に勝っても負けても豊かになれる。
そんな道が見つかった気がする。
スプラトゥーンをやっている人で、あのコミュニティを知らない人はいない。
あのコミュニティがあったおかげで、スプラトゥーンはずっと盛り上がって、楽しいゲームだった。
そういわれるような、素晴らしいコミュニティを作りたいと思っている。
(ちなみにコミュニティを創ったり運営すること自体は全然収益にならないと思うが、そこで得た「人の力」を活用して、自分のチャンネルや動画の質を高めていけば、結局それは収益になっていく。)
というわけで
次の目標が決まった
まずは去年、ゲーム勘を身につけたり、業界に詳しくなるために一定の時間を投資した
そして今、少なくともスプラトゥーンでは全体の上位1%以内まで上達することができた
次に自分の解説系チャンネルを収益化する必要があるが、こちらは順調に軌道に乗った
そこで、次の目標として、チャンネルが実際に収益化できたタイミングか、もしくはチャンネル登録者が1000人超えたタイミングくらいで、コンセプトを持ったコミュニティを早々に立ち上げようと思う。
ギルドみたいなもんだ。
そして、スプラトゥーン界隈では誰もまだやっていないような動きをやっていく。
まずはコミュニティの人数100人を目指そうと思う。最初から増やさずに、絞って集める。
今のスプラ界隈で一般的な、ある1人のスーパープレイヤーにファンをつけるのではなく、特定の4人チームにファンをつけるのでもなく。
「コンセプトをもったコミュニティ」
にファンをつけていく動きをする。
スプラトゥーンを技術の戦いではなく、コンセプトの戦いにしていく。
人と人、チームとチームの戦いだけの世界に、コンセプトとコンセプトの戦いを追加する。
個人よりも、チームの方が応援しやすい。
そして、チームよりも、コンセプトの方が応援しやすい。
技術の戦いは玄人しか楽しめないが、コンセプトの戦いは誰が見ても楽しめる。
具体的には、「スプラトゥーンをやっていない彼女を大会に連れてきても、彼女も一緒に本当に楽しんで応援ができる」という状態を実現しにいく。(はっきり言うが今はそれができていないと思うし、そのままでは絶対にスポーツとしても興業としても大きくならない。例えばスプラ甲子園はスプラをやっていない人は全然試合を楽しめない。何がうまいのか、どちらを応援するべきか、知らない人は何も分からない。そこを改善しなくてはいけないと私は考えている。)
さぁ、というわけで今年の目標が決まった。
また楽しい1年になりそうだ。
メモ付録
いちおう今後の動きを大雑把に目標にしておく
まずは今のところ340人のチャンネル登録者数を1000人目指すことになる。
今から毎日UPしたとして、平均で15名の登録者数×40日で600名増える。
つまり大雑把に言うと目標として3月末時点で1000人到達が第一の目標になる。
現在、すでに1日の再生時間が平均100時間くらいなので、40日あれば4000時間到達するのは確定で、3月末時点で収益化の目標はクリア予定。
- 第一目標:3月末時点で1000人&4000時間再生突破
- 予定コスト:1日1本の動画UP
- ※追記※3月末時点で実際には3300登録者を突破して目標はぶっちぎりで達成した
次に、「30歳以上のガチスプラユーザー組織」を立ち上げる。
チャンネルや近い人を誘って募集して、
「30歳以上で練習時間もあまり取れないけど、それでもガチだぜ俺は!10代には負けたくねぇ」
という人を募集していき、何らかの形でコミュニティにしていく。
第一目標が達成できたら募集スタート。
その後は、まずは100人までコミュニティメンバーを増やす。100人いったらある程度「コミュニティになってる」というエビデンスができるので次の目標に進む。2ヵ月で100人達成したい。
- 第二目標:5月末までにスプラコミュニティに100名のオーバー30のガチイカを集める
- 予定コスト:1日1本の動画UPで動画の真ん中に募集を差し込む&リアル営業
- ※追記※4月2日に予定通り募集開始できて、1次募集は3分で15名が埋まった
収益化&100人コミュニティが達成できたら、次はチャンネル登録者数3000人を目標に動く。
同時に、リアル営業を進めて有名配信者に凸りまくる。
スプラをもっと広めていきたい。面白くしていきたい。そのために、スプラの非公式大会で賞金1000万円以上を出したい。さらに、その大会はスプラを自分がやらない人でも本気で応援できるような形にしたい。そうやって、プロ野球やJリーグのように、スプラトゥーンを発展させていきたい。
という話をして、繋がりを創っていく。
その横のつながりの力で、チャンネル登録者数を達成する。
※追記※4月2日時点ですでに目標の3000人を突破して、めちゃくちゃ伸び続けているので、新しい目標を立てる必要がある。
ここからは4月時点の追記だが、予想以上の勢いでクラブチームの参加希望者もチャンネル登録者も増えていっている。
3000人はすでに達成したし、クラブチームのメンバー100名も達成確定。
さぁ、次はどうしようか。
チャンネル登録者数⇒10000人突破
クラブチームメンバー⇒150人突破
これくらいまで伸ばすのを目標にして、上記が達成できたら
有名実況者への営業&コラボ企画10本
みたいな感じとかどうかなと思っている。コラボ企画が10本=有名実況者とのコネが10本という意味。
- 第三目標:7月末までにチャンネル登録者数10000人、クラブチームメンバー数150名を達成
- 予定コスト:2日に1本の動画UP
そしてさらに
- 第四目標:12月末(5ヵ月間)までに有名実況者とのコラボ動画20名分×2本=40本UP
- 予定コスト:リアルやツイッターでのアプローチと制作コスト
いったんこんな感じで年内まで進めることにする。
これで、2019年内にクラブチームの地盤、チャンネルの地盤、コネクションの地盤が出来上がる。
これをもとに、2020年の春に向けて大会を開催する段取りを進める方向で動く予定で。
頑張ろう!