がくちょうです。
2021年が終わるということで、2022年に向けて今までの私の挑戦を記録していこうと思います。
今日は
労働から人類を自由にできないか
という挑戦についてです。
明らかに人類は労働の奴隷である
ちょっと過激なことを言いますが、私はもはや人類が労働の奴隷のような状態になっていると感じています。
私は勝手に21世紀はもっと良いものになっていると思っていましたが、相変わらず人間は仕事に不満を抱き、ほとんどの人がイヤイヤ働いています。
私がこの課題を意識したのは、いくつかの出来事の積み重ねによるものでした。
父親と母親
最も大きな出来事は、やはり自分の父親と母親によるものでした。
何度か身近な人たちには話したことがありますが、私の父親はコッテコテの会社員人生を送っており、母親はコッテコテの専業主婦でした。
父親は身を犠牲にして働いているように感じましたし、その代わりに3人の子育てを全部背負った母親は、それはそれで身を犠牲にしているように感じました。
詳細は割愛しますが、一番それを強く感じたのは、祖父が倒れて介護状態になった時です。
父親はその時に会社員人生と違う人生も検討したようなのですが、やはりリスクが大きすぎて断念したという事でした。
それ以前に、父親は10年以上も家族と離れて単身赴任していましたから、私は必然的に
働くってほとんど会社の奴隷やん
という風に感じてしまったというわけです。
そして同時に、母親も子育てを一任されたせいで自分の人生の充実感や、承認欲求を満たせていなかったように感じます。
つまり、こういう事です。
- 大人になって子供を3人くらい産んだら
- 片方は会社の奴隷になって
- もう片方は子供の奴隷になるんかい!
- 自分の人生なんてあったもんじゃねーな
という風に思いました。
言い方はすごく雑になっちゃいますが、当時の私は
人生というのは子供の頃が楽園で、大人になったら会社か子供の奴隷になって年老いていく
というイメージだったわけです。
だから正直に言って、大学生の時に「もうすぐ楽園が終わって奴隷生活が始まる」と無意識に捉えていました。
こんな感覚だったから、ぶっちゃけ大人になるのは嫌でした。
もしかしたら、これを読んでいる若い方で似たような感覚の人もいるかもしれませんね。
上司と先輩
そんな感覚でしたが、私には小さな希望がありました。
大学5年生の頃(留年しました)に、私は色んな本を読み漁っていたので、
会社員じゃなくて起業しちゃえば?
という選択肢が芽生えていたからです。
で、とりあえず会社員を自分の身で体験しながらも、ワンチャンスで起業のスキルも身に付きそうな会社・・・・
ということで、リクルート社に入社したというわけです。
そしてそこで、いろんな現実を見ました。
そうですねー・・・簡単に言うと、まぁ実態としては
仕事と言うのは身を削ること
みたいなのは、そんなに間違っていませんでした。
こちらも詳細は割愛しますが、少なくとも「クソみたいな上司」に巡り合ってしまうと、毎日は「最低でゴミのような気分」になりましたし、私が大好きだった先輩たちが、どんどん鬱になったり、身を削っても報われてない姿を見たりもしました。
全体で見れば、すごく良い会社だったし、素敵な人ばっかりだったのですが、会社員というのはその「素敵さ」を「自分でコントロールできない」というのが致命的に感じました。
自分が毎日、やりたくもない仕事をやって、顔も見たくないような人と一日中いっしょにいないといけないような、そんな生活になる可能性がある。
他人に運命を委ね、交渉する力を持たないという意味では、結局奴隷のようなものだ、と私は感じたのです。
自分でビジネスをやれば、変わるのではないか
そんな奴隷のような生活を抜け出す手段として、私は
自分でビジネスをやる
という選択をしました。
当時は副業という立場で、とにかく色んなビジネスをやっている人に会って、人脈を創っていきながら、社長さんの手伝いをするような感じでした。
ザクっというと、小規模会社の業務委託で営業をやるような感じでしたね。
売りたいものはあるんだけど、人材が不足して販売力が無い会社にとっては、私のリクルート社での経験は十分に価値のあるものだったのです。
で、数年にわたってそういう「外注フリーランサー営業マン」みたいなビジネスを続けて、私は気づきました。
会社員とほぼ変わらんやん
という事に、です。
フリーランスになったら色んなことが変わると勘違いしている人は多いですが、フリーランスというのは実態は
社会保障が無くなった会社員
みたいなもんです。
雇用契約が業務委託契約になっただけで、どっかの会社の仕事を下請けで手伝って、肉体労働をやっているだけ。
もちろん、顧客は選べますし、嫌な仕事は断れます。
でも、それは実力があればの話で、正直に言ってほとんどのフリーランスは仕事を好き放題に選べませんし、顧客も選べません。
結局、隣の芝生は青く見えるだけで、起業しようがビジネスをやろうが、
仕事というのは身を削ること
という原則はほとんど変わっていませんでした。
自社サービスをヒットさせるしかない
2009年にリクルート社に入社し、そこから2012年まで3年近く副業をやりましたが、
仕事というのは身を削ること
という原則を逃れる方法があるのか?については半信半疑でした。
ただ、当時いろんな社長さんや起業家を見てきた中で、仕事で身を削っている人は
- 自社製品やサービスを持たず、大手企業などの受託をやっている
- 自社製品やサービスを創っているが、全然ヒットしていない
のどちらかに該当していました。
つまり、
自社製品やサービスを創り出し、ヒットさせる
ことができれば、仕事で身を削らなくても良くなるのでは?という希望があったのです。
そして、それができている唯一のサンプルが、リクルート社でお世話になった起業家のNさんとKさんでした。
実際に、彼らが創った会社に私も1年半くらいジョインして、様々な手伝いをさせてもらったのですが、圧倒的に労働環境が優れていたと今でも感じます。
高い利益率、高いクロージングレート、高い顧客満足度、高い労働満足度を保ち、素晴らしいとしか表現できないような成長をしていくのを、内部から感じることができたのです。
この時に、私の中で大きな1つの仮説が浮かびました。
自社サービスを生み出し、確実にヒットさせる方法があれば、それをスモールに展開することで完璧な労働条件を実現できるのではないか
という仮説です。
私が在籍したベンチャーは、手広くやっていたので労働時間は長くなりがちでしたが、この高利益率をスモールビジネスで実現できたら、労働時間が大幅に削減でき、自由な働き方が実現できる気がしたのです。
そうすれば、
仕事というのは身を削ること
という図式から解放されます。
私は、その方法を生み出し、人類を労働から自由にすることを最初に取り組むべきミッションに設定しました。
そして、2012年頃に会社を卒業し、フリーランスになったのです。
サービスを生み出し、確実にヒットさせる方法はあるのか
私はこれまで10年間、この課題に向き合ってきました。
自分自身も合計3社の会社を立ち上げて、いろんな形でビジネスに関わってきました。
今でも毎年のように新しいサービスを企画し、立ち上げ、仮説を検証を繰り返していますし、クライアントにそれらを指導することで、大量のサンプリングも実施してきました。
そして10年経った今、私はこの
オンリーワンの自社サービスを生み出し、確実にヒットさせる方法
について、ほぼ完璧に言語化できるようになっています。
超簡単に言うと、それは
- 特定の技能領域を決定し
- 価値観を技能に反映させることで顧客を絞り込み
- 熱心なラーナーさんを増やしながら
- ラーナーさんと対話する中で成長サポーターを売る
という工程になります。
まぁこれだけ聞いても全然意味が分からないかもしれませんが、めっちゃ分かりやすいメール講座にまとめておいたので、興味がある人はこちらを読んでください↓
オリジナルのヒット商品を生み出し確実に年収を500万円アップさせる3つの手順
私が目指している世界と、そのために提供している解決策
現段階で、この
オリジナルの自社サービスを生み出し、確実にヒットさせることで、労働条件のほぼすべてを自由にコントロールする方法
については相当に理解できました。
そのため、私は
- ブログやメール講座などの無料配布
- 教材や講座などの有料販売
- 研修や指導などの有料アドバイス
などの、ザクっといえば「情報を伝達する」という解決策を提供することで、
労働の奴隷から解放されたい
と願う人たちの課題を解決しています。
上記の活動を通じて、私が目指す世界は
人類を労働から自由にすること
であり、もっと詳しく言うと、
誰もが「小さな商売を自分で創る方法」を身につけているため、人類全員が「理想的で文句のほとんどないような働き方」をできている世界
という風に表現できます。
そして、実際に過去に「情報の伝達」を通じて支援した生徒やクライアント達は、上記のようなゴールを実現できるようになってくれました。
それは言い換えれば、
方法を知らないだけで、ちゃんと情報を伝達してあげて、やり方を理解できた人は、労働から自由になれる可能性がある
という事です。
そのため、今後も私は上記の情報を伝えていくことで、
「自由な働き方を実現したい」
という人を支援するサービス(主に研修やコンサルなど)は提供するつもりです。
ただし、成功率は・・・
さきほど、「情報を伝達したら、クライアントが成功した」という風に書きましたが、残念ながら成功率は100%ではありません。
正直に言って、顧客を選ばずに教材販売やコンサルティングを行ってしまうと、成功率は20%程度になってしまいます。
言い方を変えると、
情報の伝達だけで成功できる人は、人類全体の20%程度しかいない
という風に表現できます。
今は、それを理解しているため、
この人は情報の伝達だけでも確実に伸びる
と確信した人だけに、こっそりと個別にコンサルティングメニューを紹介するようになりましたが、最初はそれを理解できずに全員に同じように指導系のサービスを販売していました。
しかし、やればやるほど
情報の伝達だけでは成長しない人がいる
というのが見えてきたのです。
このあたりから、私の2つ目のチャレンジが始まりました。
それについては、次回の記事で書いていこうと思います。