こんにちは。がくちょうです。
私は遊ぶように学ぶことでお金を稼いでいく、専門家ビジネスという働き方、仕事の仕方について実践や研究をしています。
今日のキーワードは「幸せな小金持ち」です。
最近、久々に原点に立ち返ろうと思い、10年くらい前によく読んでいた本田健さんの本を読み返してるんですが、今日も本田健さんの「幸せな小金持ちへの8つのステップ」という本を手元に置きつつお話しします。
音声で聞きたい方はこちらからどうぞ▼
親や先輩の働き方が理想だと思えなかった
これまで様々な場所で話してきたことについて改めて触れたいと思います。
親の働き方やリクルートという会社に新卒で入った経験を通して、多くの働き方を見てきました。 でも、親や会社の先輩の働き方は、僕が理想とする働き方ではありませんでした。
こう言っちゃうと、親にも当時の先輩や上司にも申し訳ないという気持ちもあるんですけど、 でも正直な気持ちだからしょうがないですよね。 はっきり言いますが、こんな風にはなりたくないって思ったんです、僕は。
僕の親父は、バリバリの会社員で、 出世してすごい幸せな会社人生だったとは思うんですけども、 僕から見るとはっきり言ってやっぱり働きすぎ。 家開けることも多かったですし、出張だとか、いろんなことを犠牲にしているように、 僕からすると見えちゃったんですね。
会社に入ってリクルートというところに勤めてもやっぱりほとんどの人がそうで、 朝早く来て夜まで会社にいたりとか、いろんなものを仕事優先にしているように見えてしまっていました。
僕はシンプルに、働く時間ってもっと短い方がいいなって、わがままですけど思っていました。働いたっていう時間で言えば1日4時間くらいで良いなと思ってました。
そして正直僕今それくらいなんですね。3時間から4時間くらいで十分稼ぐことが実はできます。 残りの時間は、僕だったらゲームとか、スポーツとかすごい趣味たくさんやるし、 家族との時間とか、そういう時間にとったりしてます。
もっと仕事より大事にしたいものあるくない?みたいな風に僕は思うタイプで、 独立しようと思ったのもやっぱりこんな働き方で人生終わりたくないなと思ったからなんですよね。
当時、親や周りに商売人の模範例がいれば、真似できたんでしょうけど、僕の周りにはそういった人がいなかったので、たくさんの人に出会ったり、時には怪しそうなビジネスにもちょっと手を出してみたりして、いろいろ試してきました。その社会実験みたいな過程でリクルートで稼いだお金を全部使っちゃったんですけどね。
そして、そんな時に出会ったのが今日紹介する「幸せな小金持ちへの8つのステップ」というサンマーク文庫から出ている本でした。 この本、ものすごくよくて。未だに覚えているぐらい良かったんで「幸せな小金持ち」をキーワードとしてとりあげたいなと思いました。
幸せそうじゃないお金持ち
そして、「個人で短い時間、好きなことをやって働いて、 お金を稼げる働き方としては、 だいたいですが、1500万円から3000万円の間ぐらいっていうのを目標やゴールにして、 稼ぐといいよ」っていう話をしたいと思います。
これ本当に伝えたいメッセージです。
これまで実は、お金持ち風の人をたくさん見てきたんですよ。 例えば、リクルートの方々も出世して上の方に行く人は相当もらってるんですね。 新卒の給料もよかったです。 給料も良かったし、上に行けばどんどん給料が増える会社でした。 そんなお金持ちな人たちが、エリート企業ですから多かったんですよね。
でも、仕事ばかりしているのは、僕にとっては幸せではなかった。人によって違うでしょうけど、僕にとっては少なくとも幸せだという風にあまり見えなかったっていうのがありました。
他にもどういう人がいたかというと、 例えば、独立してから会った方。 一社上場させてて、資産も200億弱とかあって。地元に帰ったら、行政の人も挨拶に来るだとか、タワーマンションの最上階をいくつも持ってる、だとかという話をドヤ顔でおっしゃてましたね。
いやすごいですよ。すごいのはすごいです。
でもタワマンいくつも持ってても使ってないですし、ジェット機みたいなものを金持ち同士でお金出し合って共同で持ってるみたいな話を聞いても、それ持ってるって言える?って思って。幸せそうには僕には見えなかったです、少なくとも僕には。
そんなこともあって「幸せな小金持ち」って言葉自体に共感したんですよ。
幸せな小金持ちがおすすめな理由
本の中身もちょっと紹介しましょうか。
「幸せな小金持ちが1番おすすめ」って本の冒頭に書いてあります。これ、10年たって実際にそういうライフスタイルになって実感してます。
“私は世界的な富豪にも会ってきましたが、彼らの多くは人生のバランスを崩してしまってるように見えました”って本田健さんも書いちゃってますね。
読んだ当時はそんな人たちに会ったことなかったですけど、実際に会ってみてその通りでしたね。本当に資産をたくさん持ってる人っているんですよ。でもこの本に書いてあるように人生のバランス崩しちゃっている人が多いんですよね。やっぱりトレードオフなんだな、みたいな感じなんですよ。
他にも、しみじみしみるな〜ってことが冒頭部分だけでもたくさん書いてあるんですよ。
“見た目にはパッとしなくてもその方がよほど自由がありバランスがとれた幸せな人生だと思います。ある程度の収入と資産を超えたら、大富豪とこがねもちにそれほど生活の差があるわけではありません。1日に食べられる食事の量も変わらないし、乗る車の速さや大きさが何倍にもなるわけでもないのです。”
とか。身も蓋もないこと書いちゃってますけど。
まさに僕は今幸せな小金持ちのロールモデルになってると思います。この本に出会って良かったなと改めて思います。
改めて、3000万くらいを1つのゴールにして、専門家ビジネスをしてくのがおすすめだと思った
もう1つお伝えしたいのは、大体僕のような、労力小さく利益率低く回すビジネスというのは専門家ビジネスが多いです。ほとんどそうなります。
いわゆる、自分が何か面白いと思っている研究材料を探究して、研究して、その知識や経験をうまくビジネスに生かして、お金に変えていく、付加価値を生み出していく、というやり方ですね。
このやり方って実は結構限界があって、一人で回せるのって3000万円くらいまでで結構天井がきます。 さまざまなパターンを指導したり見てきましたけど、個人で1億とか稼ぐことも実は全然できるんですけども、3000万円くらいからは割に合わなく実はなってくるんですよ。
人を使ったりとか、もしくはめっちゃブランディングして単価高くしたら、私と話すだけで20万円ですよみたいなね。 もうちょっと稼げそうだしそれは楽じゃないのって思うかもしれないんですけど、 単価を上げたり商品のボリュームやグレードを上げようとして、売上を上げようとすると、これもまたそれでブランディングに結構パワーがかかっちゃうんですね。
自分を高く見せたり高いと信じさせる行動って結構大変なんです。例えば本出すにしても、ベストセラーって言わなきゃブランディングにならないからベストセラーになるために全国の書店周りしてたりとかですね。 様々な努力を裏でやってるんですね。だから、ただほっといて値段が上がることなんかありえないんですよ。
正直 20万円のアドバイスの人も5万円のアドバイスの人もほとんど中身変わらないです。 なのに20万円に見せなきゃいけないというために、その15万円の差を埋めるために、自分が貴重品だと思わせる努力を大量にしてるんですよね。 その大量の努力って結局労働時間に入ってきちゃうし、楽しいことではないので、結局目立ってアンチが湧いたり嫌がらせ受けたり、いろいろ出てくるんですよ。 たまに裏側で訴訟したりしてるんです。
だから自分を高く見せて値段を高くしたことで楽しく儲けようっていうのも、実はその代償として様々なコストを払わなきゃいけなくなっちゃうんです。 結果として割に合わなくなっちゃうんですね。
そういうあらゆるケーススタディとかパターンを見てきてですね、 3000万ぐらいで止めといた方がむしろめちゃくちゃ楽だなと。楽で利益率も高くて幸せなお金の使い方ができるなっていうのがありますね。
その辺をちょっと今日は実感わかんないかもしれないですけども、
・ビジネスやるならそんなに多くいらないんだよ。
・3000万ぐらいをもう人生の最終ゴールっていうぐらいにして、好きなことを追求していって、自分の興味や好奇心を人に還元していくような働き方っていうのが改めてオススメ
っていうのをお伝えしようと思って今日収録しました。
「幸せな小金持ちへの8つのステップ」、 本当にこの本オススメなんでぜひ読んでほしいですね。