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【マーケティングの黄金法則】について

みなさんこんにちは。

がくちょうです。

今日選ぶキーワードは、「マーケティングの黄金法則」というキーワードになります。

 

お伝えしたいメッセージは、人を動かしたい時は、今日紹介する「マーケティングの黄金法則」を活用すると、すごく効率が良くなる、ということです。

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マーケティングとは、人間の脳のスペックに物事をうまくフィットさせる作業

では、本編に入っていきます。

 

まず、「マーケティングの黄金法則」に入る前に、以前配信で紹介した内容の復習ですが、そもそもマーケティングとは何なのか、人を動かすとはどういう技術なのか、ということのおさらいをしたいと思います。覚えてますかね?

 

先に答えを言ってしまいますが、そもそもマーケティングというのは、

人間の脳の性能・スペックに、物事を上手くフィットさせる・合わせる作業だ

 

というのを以前紹介しました。

 

人間というのは、例えば難しいことをバーッと一気に言われても、なかなか上手く理解できなかったりするんですね。

 

そういう人間の理解力や読解力、いろんな計算力など、様々な性能の限界に合わせて、複雑な物事を人間が受け取りやすいように形を変えてあげるのが、マーケティングという作業の非常に中心的な作業になってきます。

 

これを逆に言ってしまうと、人間の脳の性能や働きを正確に理解することができれば、それを攻略することも簡単で、マーケティングというのは、非常にシンプルになる、ということでもあるわけですよね。

 

なので、今日は脳科学的な部分から見て、どういう風に表現や工夫をすれば、人を動かしやすくなるのか?つまり脳にフィットしやすくなるのか?という説明をします。
それがマーケティングの黄金法則につながってくるという話です。

 

人間の脳はサボりたい、そのために予測したい

では、まず脳科学の話になりますが、実は脳は複雑だと思われてきたんですが、最近、非常にシンプルな説明ができるようになってきました。

 

脳が何をやっているのか、どういう風に働きをしているのかに関して、「脳の大統一理論:自由エネルギー原理」と呼ばれている非常にシンプルな説明ができる理論が出てきています。

気になる方や細かく知りたい方は、ご自身で“自由エネルギー原理”と調べて、本も出ていますので、ぜひ読んでみてください。

 

今回、非常に簡単に、噛み砕いて分かりやすく言いますと、脳はたった一つのことしかやっていません。

 

それが予測です。

 

脳は何か物事が起こる前に、次に何が起こりそうかというのを、頭の中のもう一つの、いわゆるバーチャル世界と比べて、常に予測で計算しています。

 

この予測をなぜやっているかというと、ハプニングを減らして、予測通りに物事が起こる状態を保つことで、無駄なエネルギーを少なくする、つまりサボるため、というのがこの統一理論の考え方です。

 

非常にわかりやすいですよね。

 

簡単に言えば、生存確率を上げるために、絶えずハプニングを減らすための予測をして、そして予測通りの物事が起きるほど、事前に準備ができていれば、無駄なエネルギーが少なくなり、どんどん生存確率が上がる、というために発達したのが脳というシステムではないかという考え方です。

 

これはどんどん研究が進んでおり、証明がいろいろ出てきている非常に面白いジャンルですが、これをマーケティングの側で活かすと、どういう風に言えるかということです。

「楽に、確実に、望んでいる未来が得られますよ 」というだけでマーケティングの6割ぐらいは完了

今、2つ言いました。

 

脳はサボりたい。まず、徹底的にエネルギーを削減したいんですね。

 

サボりたい、そのために予測したい、という2つの超基本的な働きをずっと担っているということになります。

 

脳みそというのが、そういうシステムなんですね。このシステムにフィットさせるために、マーケティングをどう工夫すればいいか。超簡単ですよね。

 

例えば、僕がセミナーをやるとして、そのセミナーに人が来てほしいなと思いました。これは人を動かしたいということですよね。その時に、この脳の働き方を攻略して、うまくフィットさせるならどうすればいいか。

 

予測したい・サボりたいという脳のシステムに合わせて、「このセミナーに来れば、確実にこんなに確実な未来が手に入りますよ。このセミナーに来れば、楽に、簡単に、すぐに、あなたが望んでいる未来が確実に実現しますよ」と言うわけです。

 

これが、脳のシステムに対しての一番響きがいい、フィットした、受け取りやすい言葉なんですよね。マーケティングの6割ぐらいが実は終わりです。超簡単ですね。

 

「マーケティングの黄金法則」というのは、今のような「予測したい」「サボりたい」という脳の2つの、そもそもの脳がなぜ存在しているのかという脳の働き自体に、フィットさせるということです。

 

なので表現を「楽に、確実に、望んでいる未来が得られますよ」という風に言うだけで、もう脳は欲しい、すごくフィットした、受け取りやすい表現になってしまう。超簡単ですね。

 

人間はこんなに簡単にハックできます。

 

 もう1つ、必要な要素は好奇心

ただ、もう1つだけ、あってですね。

 

実は、使うエネルギーを少なくして、ハプニングを少なくして過ごしてしまうと、同じような、いわゆる予想できる場所から、人間ってどんどん出なくなってしまうんですよね。

 

人間というよりは生き物全体がそうなんですが、そうすると、使うエネルギーは日々少なくなっていくんですが、大きな環境変化があった時に、全滅してしまう可能性があるんですよね。

 

だから、人間の脳は、もう1つの機能があって、飽きるようにできています。

 

 

同じことをずっと繰り返したりしていると、飽きる。

 

 

だから、さっき言った予測が当たるのと違って、予測が外れた時にも快感が味わえるように、構造的に作ってあるんですね。これも生存のためです。

 

どういうことかというと、知らないものや未知なるもの、好奇心ですね。そういったものも、同じように快感を味わうように、脳に組み込まれています。システムとして。これを、さっきのマーケティングにもう1要素だけ足すわけです。

 

そうすると、どうなるか。

 

例えば、聞いたことのないような言葉、聞いたことがないような何か、未知なる現象が、このセミナーに来ると聞けますよ、という風にすればいいわけです。

 

例えばですが、僕がよく使うのは、今21世紀ですから、21世紀のAI型フリーランス。とか

 

僕が、今思いついた言葉ですが、適当に言ってもいいんです。そういうの。AI型フリーランスって言われて、皆さん何か分かるような、でも聞いたことのないような言葉、分かるような、でも何か分からないような感じがしますよね。

 

僕も分かりません、何を言ってるか。でも、そんなんでいいんです。なぜかというと、人間は、さっき言ったように、予想外のものが一部分入っていることで、知的好奇心というものが刺激されて、脳が快感を感じるからなんですね。

 

「楽に、確実に、望んでいる未来が得られますよ 」にプラスして好奇心を満たすようなワードをいれれば完成

だから、基本的に3要素だと思ってください。

 

ということで、「楽に、確実に、望んでる未来が手に入りますよ」という風に2要素を含めた表現をすることでベースを作って、そしてその中に、3要素目として一部分によく分からない、予想できない、知的好奇心を満たすような何かをキーワードとして入れておくわけです。さっきの例で言うと、“AI型フリーランス”という言葉ですね。

 

AI型フリーランスになって、でも“なるための”というのはダメなので、「AI型フリーランスになって年収1000万円を毎年確実に手に入れるための方法を3日間でマスターできる講座」という感じになるわけです。

 

もう、今ものすごく雑に考えながらその場で適当にしゃべりました。

 

でもこれで全部満たしちゃってるんですね。

①脳はサボりたい→楽に手に入る

②脳は予測したい→確実に、望んでる未来が手に入る

③脳は予測が外れたときにも快感を覚える→知的好奇心がかき立てられるようなワード

 

この3つの要素をうまく満たしていくのが、「マーケティングの黄金法則」という話でした。

 

 

こういうマーケティングに関する情報もお伝えしていきたいと思うので、楽しみにしていてください。

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