皆さん、こんにちは、がくちょうです。
今日は、前回の放送でお伝えした通り、テクノロジーについての話です。
最近、テクノロジーの急激な進化について、落合陽一さんが“直角的な進化”という風に言っていました。まあ、ほんとに、僕もそう思いますね。
直角的に、テクノロジーというのが技術が進化しているというような、時代に差し掛かってきていますが、そこで、注目している新しい技術について、ちょっと面白いので共有していこうかなと。
その先には、必ずいろんなイノベーションとか、人間社会の変化とかがありますから、それがまた、新たなビジネスチャンス。ビジネスなんていうものは、もう10年後には、もしかしたら主流ではないかもしれませんけども。
ビジネスと呼ぶのか、何なのか…“面白いこと”ですね。簡単に言えば。
ビジネスって面白いものを見つけて、面白いことを広めていくだけです。簡単に言うとですよ。ですから、そういった活動としては、人間の暇つぶしとして残ると思いますから、面白いものが周辺に転がってくるでしょう。
というテクノロジーを1つ紹介したいと思います。
「3Dプリンター住宅」。今日のテーマはこちらです。
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【お金がいらない世界へ】97%の仕事が無くなるって話 - がくちょうの視点 | stand.fm
直角に発展する技術によって どのように仕事が無くなるのか という話をしました
3Dプリンター住宅がすごい
3Dプリンター住宅は、何か月か前から、結構僕、注目してるというか、すごい面白いなと思って見てたんですけども、実用化してきましたね。
3Dプリンターは、わかる人多いと思うんですよ。こう、ウイーンって、なんかこう、なんでもプリントできちゃうみたいな。
2Dプリンターだと、普通のプリント、ファックスとかいうような概念ですけども。
3Dプリンターっていうのは、立体感のあるものをプリントできちゃうということですね。プリンターで出力するみたいに、できちゃうということですが、これで家を作れないのかという取り組みが3Dプリンター住宅ですよね。
なんとなく、技術的に不可能じゃない感じはもうみんなしてたと思いますけども。
兵庫県のベンチャーなんですが、スタートアップ企業のセレンディクスという会社ですね。ここが、今、実用化までこぎつけて、そして、大反響になってるという記事が、最近話題になっています。
凄いですよね、これね。
ま、一般普及はいつごろになるのかちょっとわからないですが、小規模住宅第1号はもう5月で、建ててたみたいですね。
それが330万円ですよ。10平方メートルですから、狭い、小さいやつですけど。3件目が工事着工の見込みっていうのが、もう先月出てる記事で見れますね。
で、次に、1LDK、2人で暮らせる2人用のマイホームですね。これ、50平方メートルですから、結構ありますよね。それが550万円で売ってるということなんです。
とんでもないな。いや、凄いですよね。
まあ、この商用化した瞬間の段階で、およそ5分の1ですかね?イノベーション的な視点で言えば、おそらく、5分の1ぐらいかな?の価格になってるということです。家を建てるのが500万円とかで済むと。
資本主義の話
資本主義って、面白いんですけど、よくできてて、人間とか、社会の仕組みとか、人体の中にある仕組みとかと似てると思うんですけど。需要があると、集まってくるんですよね。いろんな場所に、そういう現象って起きると思うんですけど。
資本主義も、ほんと、そうなってて、世界全体で需要があるっていうのが分かった瞬間に、供給側の、提供というか、資金とかもバップ的に集まってくるんですよ。一瞬にして、競争が始まって、競争が始まると、より良くなっていって、価格が、コストが、下がっていく。
つまり、人間の需要を発見して、そこに、世界全体の資金とかリソースを流し込んで、大きな問題から、コスト、限界費用を下げていくっていういうのがそもそものエコシステムなんですよ、資本主義自体がね。
2日で家が建てられちゃうことでカットされたもの
で、今回、3Dプリンターっていうので、330万円〜550万円とかで、普通に実用的に人が住める家が作れると。そして、もう発売している、販売しているという状況なんですよね。
あとは、これに、需要があれば、つまり、これが売れれば、わっと業者とかが増えて、資本が入ってきて、一気に価格競争が始まって、およそ半分とか、もっと行くかな、3分の1ぐらいまでは価格が下がるんじゃないかなと思います。
なので、2人で暮らせる家ぐらいだったら、200万円ぐらいとかになると思います。もう、これは、おそらく、10年以内じゃないですかね。
うん、10年以内に、200万円とかで、普通に家が買えるという時代が来ます。確定的に。もうこれ確定的に来ますね。なぜ確定的かと言うと、爆発的な需要をつかんでいるからですね。セレンディクスが、発売した3Dプリンター住宅がです。
記事とかも今見ながら喋ってるんですけども、メーカーにはもう問い合わせが殺到して、ありがたい悲鳴を上げているということです。気になる方は自分でも調べてみてください。3Dプリンターを使った素材で建築する新型住宅で、なんと最短2日間で完成可能ということです。
着工というか、その、もう立てるその業務としては、2日間らしいんですよね。およそ40〜44時間とか言ってたかな。建て始めてから完了まで2日ですよ。
家建てようって言って土地があるじゃないですか。ほんで、もう家建てれる状態まで綺麗に整備したと。はい、じゃあ建て始めました。で、明後日完成っていうことですからね。ちゃちゃですよね。当然ですけど、工期の短縮ができると。
工期の短縮っていうのは、これはね、当たり前の話なんですけど、じゃ、何を短縮したのかって話になるわけです。この技術が、何を短縮したのか。
それはもう、大工さんですよね。
人間ですよ、はい。
この、今見てる記事には書いてないんですけど、別の取材記事とかのテレビを見てたんですけど、確かね、97パーセント人件費カットだと言ってました。
まあ、当たり前ですよね。
3Dプリンターなんで、半分プリントしてるようなもんですから、ウィーンって、プリントしてガチャンガチャンって組み合わせるみたいなんです。たった2日間で終わるから、大工さんもくそもないですよね。特別な技術も多分ほぼ必要ないので、人件費が97パーセントカットされてるんですね。
やっちゃいましたね。はい。まあでも、そういうことがもう起こるんですよ。直角にテクノロジーが進化してる時代には。
こういう風に雇用はなくなる
人がやってる仕事だから、手でやってる仕事だから大丈夫でしょ。みんな思うかもしれないじゃん。AIが進化したからって、別に大工さんなくなんないでしょ。「大工さんと同じようなものできる?できないじゃん」って思うでしょ。